こんにちは
またまた数年前の話です。
私が以前住んていたアパート全体のエアコンのシステムを入れ替えるという大プロジェクトがありました。
私のアパートというだけでなく、全部のユニットにたくさんの外注の工事の人が入ったり出たりしている期間がありました。
私の前の会社の始業時間が10時半だったので、いつも朝は8時半まで寝ていました。
ある朝、工事の人が8時に来るのを忘れていて、そのまま寝ていると家のドアをドンドンと。
(ちゃんと事前にアパートのマネージメントから「この期間は工事の人が日中あなたのアパートに来ます。」という連絡があります。)
彼らはアパートのマネージメントオフィスから全部のアパートの鍵を渡されているので、入ることが出来るのですが、一応ノックをしてくれます。
かろうじてノックの音で起きることができたので、起きた瞬間に知らない男が家に居る、というビックリ体験をしなくて良かったです笑
ベッドから出たままの恐ろしい形相でドアを開けると、男性が二人立っていました。
工事の人だったので、どうぞどうぞと中に入ってもらいました。
その後すべてのアパートの入口を開けっ放しにしていて、10人ぐらいの工事の人が行ったり来たりしていました。
その中で出勤の準備はめちゃ大変でした
ちょっと自分の荷物が心配でしたが、仕事に行くしかなかったので、
私のアパート担当って感じだった男の子に
「私は仕事に行かないと行けないので、帰る時は鍵を締めて帰ってね。」
と行って会社へ向かいました。
その男の子がめっちゃ真面目に働く、かわいい男の子でした~
しかも私のアパートの何かに関して質問があると、「ma'am」と呼びとても礼儀の正しい雰囲気が漂っていました。
そして、仕事を終えて夜帰宅すると
なんと、コーヒーテーブルの上に手紙が
Hello, I'm XXXXX. I fixed your a/c today. I don't know if you're seeing anyone but either way I think that you are gorgeous. And if you are interested, I'd like to take you out sometime. I know you don't know me and I don't know you but hopefully we can work on changing that.
If you are not interested, I do apologize for being so forward, this is my first time doing this. I had to take a shot after seeing you this morning. Call/Text me (000)000-0000.
BTW-I'm the black guy if you couldn't tell by my name. Ha
ハロー、僕はXXXXXです。今日エアコンを修理した者です。今誰かと付き合ってるかどうかわかりませんが、あなたはゴージャスだと思います。もし興味があれば、デートに誘いたいです。あなたは僕の事を知らないし、僕もあなたの事を知らないけど、その状況を変えれたら良いなと思います。もし興味がなければ、出過ぎた事をした事を謝ります。こういう事をするのが初めてなので。今日の朝あなたを見た後に誘ってみなくちゃと思って。 電話かメッセージして下さい。
ところで、もし僕の名前からわからなかった場合のために、僕はあの黒人の男です!
こんな手紙をもらうなんて、私の人生で一度あるか無いかの事なので超興奮しました
すぐに手紙の写真を撮って女友達数名に送ると、皆「きゃ~~~~~~~」と一緒に興奮。
最後の部分の「黒人」っていうのを書いてくれてなかったら、この日の朝見たどの男性かわからなかったです。
この時に、黒人特有の名前がある事を知りました。アメリカ人やったら、彼の名前を見ただけで人種がわかるみたいです。
[the black guy(あの黒人の男です)]って書いてあった理由は、この工事の10人ほど来ていた中で黒人は彼1人だった事と、その日の朝私が鍵を締めて帰ってね、と話しかけたのが彼だったからです
黒人が1人だけでわかりやすかったです。
実際、最後の一文を読むまで、ず~っと頭の中でこの日の朝見たたくさんの工事の男性の顔が浮かんで、「誰や?」「誰や?」となっていました。笑
中には、めっちゃ太ったおっさん(←失礼)とか、小汚い(←失礼)人なども居て、「誰やろ~~~!」と思っていました。笑
最後の一文でテンションが一気に急上昇でしたあのめっちゃ可愛い子やんと。
「this is my first time doing this」というところとかキュンキュンしてしまいました(ただの彼のpickup lineかもしれないですが。。。笑)
あと、このご時世ここまで丁寧に長文を手書きで書いてくれる事が嬉しかったです。
簡単に紙切れに番号と名前だけ書いて置いておくことも出来たはずですし。
この彼が使っていた紙も、工事の時に使う紙の裏で、休憩中に皆に隠れて書いたのかしらとか妄想してしまいました。
しかもめちゃ可愛い子だったので、その彼から手紙が来たことに興奮しました。
ちょうどタイミングよく、シングルでready to mingleだったのでテキストをしたかったのですが、問題は彼が凄く若く見えた事。。。
ただ単に幼く見えるだけやと良いな~と思いながらテキストをしました
彼にテキストをして、お礼を言い、早速年齢を聞いてみました。
返事は
「I'm 21 and I have a 2 year old son.」(21歳で、2歳になる息子がいます。)
わ、若いそして子持ち
私はこの時28歳
私はこの時、同い年か年上&子なしの人とデートしたかったので、少し残念でした。
(子持ちの男性と3名ほどデートしたのですが、上手く行かなかったので、、、)
でも、もしかしたら運命かもしれないし、友達も皆一度はデートした方がいいデートに行ってほしいと言っていたのでディナーへ行きました。
もう一つの問題は彼が住んでいるところがとっても遠かった事。
彼の会社は私のアパートで作業していましたが、2台のバンで2時間かけて来ていました。
作業が終わると、2時間掛けて会社へ戻ります。
私とデートをするには、朝2時間かけて私のアパートへ来て、作業をして、2時間かけて戻り、自分の車に乗って、また2時間かけて来る、という感じになります。
仕事も外での作業や力仕事なのでしんどいと思いますし。。。
3回ほど頑張ってデートをしましたが、これもお互いにgood matchではなくお友達となることになりました
今だと私はDCに住んでいるので、彼にもう少し近いのですけどね。 Timing is everythingと言いますしね。
でも、可愛い年下の男の子との数回のデートは楽しく、良い思い出です。
私と出会った半年後に、彼は新しい女の子とデートを初めて、その子がすぐに妊娠。
あれよあれよと言う間に、その子は出産して彼は23歳ぐらいにして2児のお父さんに。
そして、次男が生まれるや否や、その女の子と破局。。。
シングルファーザーを頑張ってるようです。
時々急に私を思い出したかのようにメッセージが来ます
とてもpoliteな人だしチャーミングなので良い人が見つかると良いですね。
思い出として書きました~