お盆以降もやり取りは続いた。
この頃はさすがにDMじゃなく、
普通にやり取り。

ある時からクズ夫には
敬語ではなくタメ口でいいよ、と
言うようになった。
もう対等でいいだろうと判断した。

そのうち、付き合ってないけど、
しょっちゅう電話するようになった。
クズ夫はよく、電話の途中で寝落ち。
それがまた、なんか可愛いかった。


クズ夫はお盆以降、時間さえ合えば、
仕事終わりに私に会いに来るようになった。

車で私の職場の最寄駅まで迎えに来て、
私の実家近くまで送ってくれる。

クズ夫の自宅から私の実家までは
かなり遠いけど滝汗
ほんまに大丈夫?と思いながら…
そんな日がしょっちゅうになった。


そんな中、私の異動と転勤の知らせ。
クズ夫にももちろん伝えた。
私が伝えられた時、既に、
異動まであと1カ月程しかなかった。

そのあともクズ夫のお迎えは続いた。
そんなある日。

もはや恒例となった仕事終わりのお迎え。
この日もクズ夫は迎えに来た。
途中で晩ご飯を食べて、いつも通り、
の実家近くまで送ってもらう。

実家近くに着いた時、クズ夫は妙だった。
何かを言いたそうにしているけど、
言えない感じ。

ああ、ついに来るか。

私は心の準備をした。
でもなかなか言う気配がない。
でもすごく何か言いたげ。笑


「あーもう!我慢できん!
付き合って!」


急やなポーンポーンポーンポーン
急すぎて驚いた。笑


返事はもちろん、YESだった。
この日から、私たちは交際をスタートした。