翌日からクズ夫はまた、
帰宅が遅い。


「晩ご飯食べて帰る!」

は?また?

問題はその翌日だった。
その日は金曜日。
不倫が発覚して1週間、
「相手とは終わった」と
クズ夫から報告を受けてから
3日後のことだった。


私は連日寝不足続きで
寝てしまっていた。
気付かなかった。

夜中2時過ぎに目が覚めて気付いた。


「終電なくなったから、
   朝まで飲んで帰る!」

はい????

でも当時の私は、
終わったという言葉を
信じてしまった阿呆だったので、
何も疑わなかった。


「寝てて気付くの遅くなってもた!
やっぱり!
気が済むまで飲んで発散してきてください笑」

と言ってしまった。
アホやデレデレ
今やったら絶対信じません真顔


翌日、朝10時になっても
クズ夫は帰ってこない。
雨が降ってきた。


私「雨やけど帰り、傘大丈夫?
    持ってる?」


クズ夫「ないけど大丈夫!」


私「ほんま?
どれだけ飲んだんか知らんけど、気を付けて帰ってきてください!」


今やったら、こう言うなあ。


「帰ってこんでええ!
○んできてくれ!」


ここから、
疑心暗鬼の日々が始まる。