『劇団ぱれっと』を立ち上げようと思ったきっかけ。
もう、かれこれ18歳の時に遡る。
(そんな前から??いやいや、あるんですよ)
学生時代から福祉関係の仕事がしたかった私は、障がい者の余暇活動のボランティアを始めた。
そこで、私は、音楽クラブを持つことになった。
他にも運動があったり、料理があったり、演劇もあった。
(当時は全く演劇に興味のない子でした。今では考えられない!!)
ある日、先輩バンドに誘われた。
その余暇の活動で、クリスマスパーティーでバンドをやるということで、メンバーになった。(ボーカルです。)
そのバンドメンバーとご飯を食べている時、先輩がこう言った。
「藍子な、俺たちがバンドを組んだのには、みんなコンサートやライブに行くことができない人が多いからなんだよ。暗いのが怖かったり、人の集まったところがダメだったり、長い時間そこにいられなかったりする人が多い。お金のこともある。でもな、歌が好きっていう人も多い。だから俺たちがやるんだよ。」
この言葉に心打たれた‼️今でも残ってる‼️
それから数年後、あるライブハウスで障がいがある人もない人も一緒に、楽器を叩いたり、鳴らしたり、歌ったり、踊ったりしてるのを目の当たりにして、「なんて素敵なんだろう」と思ったのと同時に、「私が理想としているものはこれだ!」って思った。
でも、その時は、自分が若かったこともあったから、自分で行動できる訳ないって思った。
理想は理想で終わるものだと思ってた。
そして、その時には、小、中の特別支援学級で仕事していたので、仕事をすることに精一杯だった。
そして、今からちょうど2年ぐらい前。
その頃は、観劇をきっかけに演劇が大好きになってた
ふっと時間が空いたので、演劇のワークショップを受けた。
これが、初心者でも受けられるものだったし、自分の好きな劇団の役者さんがやってるものだったので、受けてみようって思った。
そのワークショップがすごく楽しかったので、そのワークショップに何度か参加していました。
(今でも参加してるけど)
そんな昨年の夏のある日、ふと、目にした、
『演劇療育』『演劇療法』『演劇教育』
めちゃくちゃ興味があるので、調べた。
それは、演劇を通して、ソーシャルスキル、コミュニケーション、表現、言語、身体なども一緒に鍛えていくものでした。
福祉の専門学校で障がいを勉強した知識、体験と、学校の特別支援学級や放課後デイサービスで得た知識、体験、スキル、演劇のワークショップでやったことをうまくリンクさせれば、成り立つような気がしました。
後は、単純に「障がいを持った人にも、演劇を楽しんでほしいな」とも思ってました。
観るのも、やるのも。
障がいを持った人は、なかなか劇場へ足を運ぶ事って少ない。
ストレートプレイや、小劇場などのお芝居は見たことがない人が多いんじゃないかなと思った。
(実際、劇団が始まってから、聞いたら、一度だけ、キャラメルボックスのお芝居を見た事あるって言ってたけど、それ以外はいなかった)
それは、物理的な問題もあるんなだろうな。
と思った。
暗いのがダメ。
大きい音がダメ。
大勢の人がダメ。
長時間座っていられない。
大きな声が出る。
体が揺れる。
など…。
出したらキリがない。
けど、私自身、障がい特性も分かるから、障がいがある人も観劇できないかなーって、思った。
でも、きっと、物理的に難しいんだろうな…
行けたとしても、一部。ほんとに一部。
そんな時、ふと、バンドやってた時の先輩の言葉を思い出した。(一番始めに書いてある)
そして、ライブハウスで、障害を持った人とやったライブも思い出した。
「例えば、私が、みんなと演劇をやれば、演劇を観たことのない人、特に障がいを持った人も観に来られるんじゃないかな?」
って思った。
いろいろほんとに考えて、やることに決めた。
今だったら、少しは自分ができることがあるんじゃないかな。って思いました。いや、もしかしたら、わたしだからできるのかもって思いました。
そりゃ、時間的にも、ギリギリでやってるけど、やれない事はないのです!!
問題は、どこでやるか?
そこで私は、始めにも出てきた、18歳の頃からボランティアでお世話になっていたNPOの障がい者自立支援の団体へ連絡。それが、『ぱれっと』だったんです。
すると、「ぜひ一度話し合いをしましょう」と嬉しい連絡。
ほんとに嬉しかった。
ありがたいことに、相談に乗ってくれた人もいたから、心強いなーって思った。
こうして、今年から、演劇クラブ『劇団ぱれっと』を立ち上げて、活動していくことになったのです!!