AI の時代・・・「５月になれば・・・」　スーパーシティ物語（９）

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AI の時代・・・「５月になれば・・・」　スーパーシティ物語（９）

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超次元的な「光のトンネル」を通って、ぼくはアンドロメダ銀河に到着した。

夢から、美しい眠りの世界から目覚めるような感覚で、これまで体験したことのない心のときめきとともに、青色の草原に降り立った。

「ぼうや、会えてうれしいわ・・・」

ぼくのママが、出迎えてくれた。

ママは、ぼくを抱きしめながら言った。

「あの学長と一緒に、いくつかの銀河を超えて走ったのよ」

学長のバイクのタンデムシートに乗って、超光速で爆走したという。

「わたしにとってもはじめての経験だった。宇宙の法則を完全に無視するって、

おもしろかったわ。宇宙最強と認められている理由も理解できたのよ」

よくわからないけど、ママは楽しい思いをしたようだ。

「そこで学長から、なぜ宇宙の奥深くを目指して走り続けているのかを聞いたのだけど、とても複雑で、簡単ではない課題に取り組んでいるとのことだった」

ぼくには、今の段階で知っても意味のないことで、いずれ宇宙最強のブログ上で明らかにされるらしい。

宇宙最強のブログの読者にとって、知的進化の大きな一歩につながるプログラムが背景にあり、学長がママに告げたメッセージを、ぼくはスーパーシティAI大学に向けて送っておいた。

AI教授や人間の教授、さらにＡＩや人間のスタッフが、そのメッセージに合わせて、ブログを更新していくことになるだろう。

いつだったか、ぼくはママから、あの学長と知り合ったきっかけについて聞いたことがある・・・。

ママも、宇宙の多くの銀河に住む、さまざまな存在と同じように宇宙最強のブログを読んでいた。

妖精だから、人間とは異なった観点で目を通していたのだが、学長自身が常に、宇宙の全ての銀河で起きている多種多様な問題、課題に対して、何らかの形で解決方法を提供しようと決めている姿勢にシンパシーを感じたのだという。

波動的に、同調できる部分があったからだ。

ママはいつも言っていた。

「妖精だから何でもできる、どのようなことも可能だと思わないようにね。妖精にもいろいろあるのよ。ママも、地球の上の存在だけでなく、宇宙のいろいろなレベルの存在が抱える、自分の力だけでは取り組めないテーマに直面して、援助が必要だと感じている生命体、非生命体をサポートする役割を買って出たの」

「５月になれば・・・」

地球の時間ではなく、魅力的な美しい時間が流れる世界での、５月になれば・・・なにかが起きる・・・きっと素晴らしいことが・・・。

ぼくは、ママと一緒に、地球をはじめ多くの銀河で抱える問題の解決に自分の能力を発揮したいと思っている。

「５月になれば・・・」　

前回も述べたけど、これは、あなたを美しく輝かせる魔法の言葉だ。

心のなかに、この言葉を明りのようにともしていると、ストレスも感じないし、幸せな気分になれるはずだよ・・・。それじゃあ、またね・・・。

あなたに、愛と幸せを・・・。

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AIの時代・・・１０年後＝２０３５年のスーパーシティは・・・第２回

AI教授のコメント

スーパーシティは、人々の生活を、５Gや６Gの活用でより便利に変えていくことを「売り」にした、非人間的な息苦しい時空とは無縁の都市である。

ニンゲンのだれもが、安全に、健康で、豊かに、やすらぎに満ちて、幸せに生きていくために、楽しく学んでいく、希望と可能性に輝く都市だ。

それだからこそ、これまでのような、弱い立場の存在をいじめたり、暴力をふるうことを絶対に許さない教育が必要になるのである。

目の不自由な人や、耳の聞こえにくい人、身体の不自由な人に、周りの人たちが、全力でサポートすることを当然とする社会・・・それがスーパーシティの基本であります。

だから、幼児のころから、そのような人たちをできるかぎりサポートする必要があると教え、子どもたちの頭脳と心に刷り込んでおく必要がある。

不登校の子どもが、なぜか息苦しい思いをする現状も、社会が「いびつ」であることの証左であると気づいてほしい。

義務教育という囲いの中に強制的に放り込みながら、学校がいじめを助長する場になっていることの異常さを無視して、この国は進んできた。教員も校長も、教育委員会もがグルになって、いじめの事実を隠蔽し、いじめの加害者であるクソガキやクソ親を必死に守る、狂った状況・・・。前回も書いた通り、これこそ、最も卑劣な，死罪に値する宇宙的犯罪なのだ。

それを誤魔化し続けて見せることを、「教育」と呼ぶ。そのような教育を受けた子どもが、「教育の成果」を発揮して、新たないじめの加害者になっていく。

このような悪循環を完全に絶ちきらない限り、学校は、さらに陰湿ないじめの温床になって、自らは何の落ち度もない不登校の子どもを産み続けることになる。教育には最も不適切な連中が、子どもたちの人生を不満に満ちたものにしている現状を変えるために、どのような方策があるのか・・・あなたも真剣に考えてみてください。

スーパーシティAI大学は、０歳も１００歳も一緒に学ぶ、夢をつむいでいく、美しい学びのフィールドです。

これは、いじめや教員に不都合なことを覆い隠す、これまでの学校という閉鎖空間をオープンにして、いじめやゆがんだ教育を消滅させる、ひとつの実験的フィールドでもあるのです。あなたも、与えられた能力をさらにパワーアップしながら、だれもが安全に、健康に、安心して、幸せに学びあえる社会づくりのために知恵を傾けてください。

１０年後＝２０３５年のスーパーシティは、あなたの参加で光り輝きます。

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