この回は知的障害を持つ小学生のクラスを担当しました!
今回は形の認識をしてもらおうと、点線でハート、星、丸、スイカ、さかなの5つの図形を用意しました。それに各々色を塗っていくというものです。

こちらは形の認識はしっかりできています。
色のバランスも悪くありません。知的レベルとしてはまずまず。
スイカを実と皮に塗り分けている所から、荒削りながらも完成度は高い。
これからの指導によってはかなり絵を描けるようになると思います。

こちらは全く形の認識はできていませんね。(^-^;ゞ
しかしながら、色々な色を塗り重ねています。
上の方に暗く濁った色が来ているのは、最初の鮮やかな色を混ぜてしまった結果です。
このように「色を混ぜる」と言う行為自体は気持ち良く、塗る事に寄ってストレス発散になると思います。
絵が描けない、色がきちんと塗れないからと言って指導を入れる必要は無いのです。

こちらは色がほとんど塗れていない状態。
最初に手がけたハートだけ鮮やかな色がついています。
まあ、後は面倒になったのかもしれませんが、よく注目すると、点線の上を点描画で描いていると言う事です。
その結果、きちんと形が取れている。これは、色を塗っていなくても仕事がきちんとできている証拠です。
色よりも形の認識ができると言う事は、左脳が活発に働いている可能性があります。
幼児画の課程で、色を塗らず形のアウトラインを取る好意に夢中になり始めたら、読み書きを教えるタイミングだと言われています。
この施設の子供達の知的障害がどのレベルかはよくわかりませんが、絵を描く事に関しては健常者と大差がないような気もします。
大事な事は、どんな子供であれ、のびのびと自由な創作時間を与える事だと思います。
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