昨日は、新宿紀伊國屋サザンシアターにて
北区つかこうへい劇団の解散公演である「飛龍伝'80」を観て来ました。
生の「お芝居」を観るということは、
実は生まれて初めてでした。
つかこうへい作品に興味があった・・・という訳ではなく、
今回、「お芝居を観に行こう。」と誘ってくれた高校時代からの友人であるかおりんの好きな俳優さんが出てるので、
私も、その方をテレビで拝見してまして気になったのです。
(仮面ライダーオーズで拝見してます♪これで、誰か分かっちゃいますね。)
映画館で観る映画と違って、限られたスペースを無限に見せて
そして台詞の中で、登場しない人物や見えない背景が伝わってきました。
「学生運動」に関するお話で、
その学生運動が起きていた頃、私はまだ生まれていないから分からないものが多かったけれど
対立するものとの間にある使命や苦悩、そして運命を生きる姿がとても印象的でした。
途中、その俳優さんが出演してる映画「SP」のパロディーもあって、
難しく暗く考えてしまいそうな問題を、少し明るく見ることが出来ました。
とか言いつつ、序盤のほんの少し・・・客席が暗いせいもあってか
少しコケッと眠ってしまったけれど、でも心に残りました。
何より演者さんたちの声がダイレクトで、すぐ目の前で動いていて
長い長い台詞を読んで、すごいなっていう感覚が起きていました。
なんだか、本当に今までに感じたことのない感動がありました。
これからも機会があれば舞台鑑賞してみたいものです。
「More Passion!More Emotion!」という台詞が印象に残りました。
もっと情熱を、もっと感情を!ってことだよね。
熱くなれ!というものも感じました。
そう考えてみたら、今の世の中は学生運動されてた方々の年代と同じ年代であろう人たちは冷めてるかもしれない。
そして、幼いと思えました。
上手くまとめられないけれど、本当に心に残る作品でした。
Aico