大人用の三輪車を漕いでる人と遭遇しました。
たくさんの荷物と一緒に小さな子が一緒に乗っていました。
私の母も大人用三輪車愛好家でした。
家の庭にまだ残っています。
小さい頃、荷台の方に私や弟を乗せて買い物に走った母。
二輪車に乗れるようになるまでは、よく乗せてもらっていました。
でも、中学1年生の夏休み前の出来事。
朝を迎える頃、お腹に鈍い痛みを感じて
横になっても、立っていても、座っても痛くて泣きながら母に訴えた。
最初は、…大人の準備?だと思ったんだけど、
でも痛い場所が腹部より上のみぞおち辺りで、母は緊急性を感じて私を三輪車の荷台に乗せた。
(母は車の免許を持っていませんでした)
小さな頃より、はるかに重くなってた私を乗せて
母は、ひたすら内科のある病院へ自転車を漕ぎ進めた。
お腹痛くて意識も虚ろながらも、見続けた母の背中。
母が「愛、もうすぐ病院に着くから。もう少しだからね!」って声を掛け続けてくれた。
病院で緊急に診てもらった結果…盲腸、つまり虫垂炎でした。
私の場合は切らずに、投薬治療で2週間ほどで治りました。
その約11年後、抗ガン剤治療から退院した母を
自分の自転車の後ろに乗せて走ろうとしたら…
「スピード出さないでぇ!」って、私の腕を掴んで本気で怖がっていた母。
結局、自転車を走らせることは出来ず、母を乗せたまま自転車を押して歩いた道。
あの時通った道と、病院に向かう道、そして今日歩いた道は同じ道でした。
最近、やたらと母のことを思い出します。
私、実はマザコンです(笑)
さて明日はジョニー吉長さんのライブです♪
ちなみに、うちの父はジョニー大倉さんしか知らなかった(笑)。
Aico