川尻城(かわじりじょう)
奥平氏の一番最初の拠点。
奥平氏は村上天皇の皇子・具平親王の後裔を名乗っており、上野国奥平(現・群馬県)で勢力を伸ばしていた一族ですが、後に作手の地に移住してきました。
その時期については異説がありますが、戦国時代以前の応永三十一年(1424)頃といわれています。
そして川尻城を築き、ココを拠点にしますが、わずか8ヶ月ほどで、亀山城を築いて移りました。
その後、川尻城は亀山城の支城として利用されたそうです。
奥平氏最初の拠点がココなんですね。現在は城址公園となっておりますが、車では頂上まで行けないので、麓に止めて歩いて登りましょう!!
といっても、比高40mほどの小山なので楽に登れます。
遺構としては曲輪、土塁、堀切が残っており、本丸には物見台を想わせる土盛もあります。
あと気になる点がひとつ。
東側に歩いていくと、坂を下り道に出ますが、向かい側を見ると川尻城と同じ高さの台地があります。
もしかするとこの道は、かつての堀切ではないかという想像が湧きました。
※もっと詳しい川尻城はこちら
※モバイル版地図はこちら
↑ワンクリック応援よろしくお願いいたします。