私の実家には、亡くなった祖父が生前購入した仏壇があります。
もう40年以上も前に買ったそうです。

祖父や祖母は毎日の朝夕になると、二人揃って仏壇の前に座り、お経を唱えていました。

私はまだ小学生ぐらいだった頃、このお経を読む際のお線香の臭いが、部屋干しされた衣服に付くのが嫌だったのですが、祖父母には何もいえず、母にばかり八つ当たりしていました。

今思えば、夫婦で毎日1日2回欠かさずお経をあげるというのは、本当にすごいことだと思います。

そんな実家の仏壇なのですが、40年も経つと、ところどころ色あせしているので、仏壇クリーニングに近々出したいと思っています。

今、実家には私の父母しか住んでいず、私は実家から離れた場所に住んでいるのですが、実家を建て替えなどで壊す日が来たとしても、この仏壇は我が家で守っていこうと思っています。

祖父母のようにお経を毎日読み上げることはできないかもしれませんが、信仰心や文化は子どもに見せることも大切なので、いつまでも大事にしていきたく思います。



先日我が家に初めてのお仏壇がきました。
喜ばしいことでも嫌なことでもないですが、初めてのことで色々とわからないことがいっぱいです。

それまで和室は、お客様用の寝室や、物置としてしか使われていませんでした。
お仏壇を置いた途端、和室は急に使命にその目覚めたようです。

扉の付いたお仏壇置き場に収めたのは良いのですが、妙に後ろがスカスカして、どうもしっくりこないのです。もっと大きなお仏壇にすればよかったのか、昭和のお仏壇なので、今の家には小さすぎたのか・・・。

とりあえず、壁がむき出しに見えてしまうのも嫌なので、落ち着いた色の布を突っ張り棒を張って、お仏壇の後ろにのれんのようにかけています。

昔のお仏壇って、押し入れの一部の狭い空間に入っていたりしましたからね。

大掃除の際、どうやってお手入れを良いのかも悩みました。
羽ぼうきでホコリをはらって、柔らかい布で乾拭きしてみました。

ただ細かい細工のしてある部分はどうしても汚れを取り切れませんでした。
お仏壇のお手入れの仕方をもっと教わればよかったです。



お仏壇というと、和室の仏間に設置されていて、大きな観音扉をかけると中に位牌が何個も並んでいる黒くて仰々しいものを想像しがちです。

こういった、所謂古式ゆかしいお仏壇は現代の生活には必ずしもマッチするとは言えません。
今は畳の部屋が無く、全てフロールングという住宅も少なくないですし、仏間がない家も多いです。

しかし、ご先祖様の位牌が無くなる訳ではありませんし、ご先祖様の供養も疎かにして良いわけがありません。

では、現代の家にはどのようなお仏壇が良いのでしょうか?

今は洋間にも合うようなアンティーク家具調のお仏壇もありますし、狭いマンションでも邪魔にならない小型のお仏壇もあります。

一見するとお仏壇とは分からない、ちょっとおしゃれな小箱のようなお仏壇もありますので、そうしたものを購入してご先祖様の位牌を大切に収めてはいかがでしょうか。

大きくて仰々しいお仏壇をあまり人の出入りのない仏間に入れておくよりは、家族の揃うことの多いリビングにマッチした現代風のお仏壇を置き、ご先祖様を常に身近に感じるようにする方がご供養になると考えても良いのではないでしょうか。