リンパ浮腫 | 子宮頚がんの気持ち

子宮頚がんの気持ち

2016.12月 子宮頚がんと診断されました。
ただただ、少しずつ、記録や気持ちを綴っていけたらと思います。




退院するにあたり、怖かったことが2つ。




リンパ浮腫と排尿障害でした。

この2つについて、それぞれお話したいと思います。





まずはリンパ浮腫。


術後から右鼠蹊部が痛んでいた私は、痛みをずっと訴えていました。(もちろん傷跡も痛いですが、どちらかというと中の方、内側がズキズキと痛むし、特に鼠蹊部は押されたら悶絶。というぐらい痛い。リンパ節を切除していて、骨盤内をえぐられているわけだから、痛くないわけない…と、自分にも言い聞かせていました)。

ところが何日経っても痛みは引かず、他の部分の痛みが落ち着いてきているのに、むしろそこだけ痛みが変わらない。不安だったので、先生に何度も見てもらい、エコーも何度かしてもらいました。見る限り、嚢胞もなく、綺麗な断面だから大丈夫だよと言われ、少し気持ちが軽くなったりもしていましたが…




術後すぐ外陰部、起き上がれるようになると鼠蹊部と、右側太腿内側が腫れていた私は、これがいつなくなるのか不安でいっぱいでした。手術による腫れなのか、リンパ浮腫の兆しなのか、まだ分からなかったからです。

外陰部については、はっきりと分かるくらい腫れています。術後から今現在に至るまで(術後24日)続いていて、医師からはあと1〜2ヶ月様子を見て腫れが引かないようなら、ずっとこのままでしょうと言われました。

鼠蹊部は起き上がっていると1〜2時間で腫れが出てきて、だんだんと圧迫され歩くのが辛くなります。そうなると座る際も違和感あり、足が重く、太腿裏側に痛みが出てきます。

右側太腿内側も、1〜2時間で腫れが出てきます。左右で鏡で見ても、はっきりと分かります。

先生に相談したら、まだ術後間もないから、ゆっくり休みながら動くこと。横になれば腫れ(リンパ液が滞る状態)が引いてくること。腫れが分かったら、早めに対処することを言われました。
腫れをほっておくと、硬くなり、元に戻らなくなり悪化するから、早め早めに対処することが大事なようです。

私の場合まだ、どこまで術後の腫れなのかリンパ浮腫なのか分からないのですが、動いて腫れるのは、リンパ浮腫寄り…だと思うんですね。

病院で2時間くらいかけて観た、リンパドレナージ(リンパの流れをマッサージにより促す方法)や、先生に言われ病院で購入した、弾圧ソックス(本当は太腿に腫れが出てるからストッキングが良いが、最初からストッキングはしんどいだろうからと言われた為まずは膝下ソックスから)を利用していこうと思います。

あと擦り傷、日焼けや虫刺され、乾燥(傷から入る感染症を防ぐ為)が大敵で、足を清潔にしておく必要があるようです。
重い荷物を運んだり、浮腫の原因になることは出来るだけ避けたほうがいいようです。






リンパ浮腫は術後、いつ発症するか分からない後遺症です。

発症し悪化すれば、確実に生活に支障をきたします。

すぐかもしれないし、数十年後かもしれない。



ズボラな私がこれからそんな生活ができるのか?、他にも気をつけることはたくさんあります。

家族に合わせながら食事や生活スタイルを急に変えることは、ストレスも溜まるでしょう。

何より、自分の為なのに、「変える」ということに戸惑っている私がいる。

健康になりたい!元気になりたい!元の私に戻りたい!って思っているのに…矛盾を感じています。






これまでずっと健康だった私。

健康しか知らなかった私。

健康が1番有難いってこと、よく分かっていなかった。





だからこそ早く、その矛盾がなくなり、自分の為の生活が出来ますように、祈るばかりです。