私は毎朝、トレーニングしている。

札幌に住んでいたころは近くの公営ジムに通ってトレーニングしていた。

ベンチプレスから始めて、レッグプレスで胸と腕と脚を鍛え、腹筋、背筋を鍛え、ランニングマシーンで走り込んでいた。

〈私が札幌で通っていたジム〉

障害者手帳を見せると利用料がタダになるから、毎週２、３回通っていた。

千歳に来てもそうしようと思っていたのだが、私のアパートから公営ジムは遠く、しかも千歳の公営ジムは障害者手帳を見せても利用料は半額にしかならない。

それで千歳に来てからは、アパートの室内で「マッスルモンスター」という器具を使った筋トレ、木刀の素振り（私は合気道を習ったが、合気道では木刀の素振りも稽古のうちなのだ）、腕立て伏せ、腹筋、空手の突きと蹴り、握力鍛錬、空手と合気道の技を使って、４人の敵に囲まれたという想定のもとで相手を次々と倒していくというイメージトレーニングを重ねている。

〈マッスルモンスター〉

〈木刀（両手ではもちろん片手でも素振りをする）〉

もうトシなのでスタミナが落ちているため、ひとりの敵に２発ずつ食らわせて確実に倒して短時間で闘いを終えるという型のようなものを作って稽古している。

でも、ダイエットをしているせいもあって、肩の筋肉は小さくなり、胸筋はしぼみ、腕の筋肉も脚の筋肉も痩せてきた。

ダイエットで10キロも落としたし、ジムにも通わなくなったので、筋肉が落ちていることは自覚していた。

実際、胸囲を計測すると、以前は105センチあったのが今では95センチまで落ちている。

正月に娘宅に泊まりにいって風呂に入らせてもらったとき、風呂場に大きな鏡があった。

曇り止めを塗っているようで、私の裸身がまざまざと写った（私の部屋の風呂場にも小さな鏡があるが、曇り止めを塗っていないのでいつも曇っていて使い物にはならない）。

それを見て、「ああ、肩の筋肉と胸筋が貧弱になってる…」と再認識した。

それからは、毎朝、150回していた腕立て伏せを300回以上に増やした。

「マッスルマンスター」の負荷を上げ、使う回数も倍にした。

これまではさまざまな持ち方で各30回していたが、それを各60回にしている。

木刀の素振りも倍の600回にした。

もう66歳で今年秋には67歳になるが、こんなに貧弱な筋肉のまま死にたくはないのだ。

【ダイエット記録】「0.4キロ増えた。あと-1.2キロだ」のまま。

《2024年1月26日》ー筋トレ見直し