次の日、父とCちゃんのお母さんが何を話すのか、ドキドキしていた。
私の知らないところで、喧嘩になるのだろうか。
それとも冷静に話ができるのか。
今までの父の奇行をみている限り、とても冷静に話ができるとは思えない。
Cちゃんのお母さん、大丈夫かな..。
そう思いながら学校に向かい、今私にできることは普段通り学校へ行き、普段通り過ごすこと。
帰宅するまで心配でしょうがなかったが、無事学校を終え帰宅した。
玄関を開けると、普段通りの空気。
居間に父の姿はなく、祖母がいつも通り台所へ立っていた。
「おかえり」
「お母さんは?」
「ん?今足りないものがあって買い物に出たよ。すぐ来ると思う」
「わかった」
その時、私の頭の中はCちゃんのお母さんと父のことでいっぱいだった。
だけど心の中では話し合いによりCちゃんのお母さんが勝っていることを願っていた。
今までのこの家の実態や地獄のような苦しみを誰かに知ってもらえたこと。
そして、これをきっかけに良い方向に向かってくれること。
安らぎが欲しい。
それだけが私の願いだった。
