何かを始めようとして、
続いた試しがほとんどない。
小さく始めればいい。
考えずにやればいい。
続けることが大事。
そう言われるたびに、
「それができたら苦労しないんだけどな」
と、心のどこかで思っていた。
昔、
佐伯チズさんが
「キレイになりたかったら、考えずにやりなさい」
と話しているのを聞いたことがある。
その言葉に私はやらなきゃと思った。
でも私は、三日坊主だった。
ちゃんとやりたい気持ちはある。
変わりたい気持ちもある。
それでも、続かない。
そのたびに、「またか」
と、自分に少しがっかりする。
だからこの
**「完璧を目指さない7つの習慣」**は、
何かをちゃんと続けられる人のためのものじゃない。
むしろ、
続かなかった人。
途中でやめてしまった人。
何度も仕切り直してきた人。
そんな人が、
「またここに来てもいいかな」
と思える場所として書いている。
習慣を身につけようて、人生を変えよう、
そんな大きな話はしない。
ただ、
やめてしまったあとに、どう戻るか。
そこだけを、一緒に見ていきたい。
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完璧を目指さない7つの習慣
① できたかどうかより、戻れたかを見る
続いた日数より、一度離れてまた戻ってきたことを見る。そこから、また一歩でいい。
② 1回の完成度より、やめなかった事実を残す
うまくできなくても完全には手放さなかった。
その事実は、次につながる。
③ 調子がいい日の自分を基準にしない
元気な日の理想じゃなくしんどい日の現実を
基準にする。それでも動ける形を探す。
④ 「今日はこれだけ」を決めておく
全部は無理な日もある。
今日はここまで、で終わっていい。
終われたら、また始められる。
⑤ 続かない自分を直そうとしない
性格や年齢の問題にしない。
戻りやすい形を考える。
それは、前に進む工夫でもある。
⑥ できない日は、記録だけ残す
何もできなかった日は、
「できなかった」と書けたら十分。
次に動くための、足あとになる。
⑦ 習慣を「成果」じゃなく「居場所」にする
何かを達成するためだけじゃなく、
戻ってきて、少し息をつける場所にする。
息が整ったら、また動ける。
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この7つは、
守るルールじゃない。
でも、
立ち止まったままでもいい場所であり、
また動き出すための足場でもある。
眺めて、
「あ、今日はこれかも」
そう思えたものを拾えばいい。
次回からは、
この7つをひとつずつ、
見返せる小さな記録と一緒に、
もう少しゆっくり見ていく。
今の自分に近いところからでいい。
やめっぱなしにしない。
完璧じゃなくていい。
今日は、できたかどうかを書いて終わりにする。
あしたの一歩のために。