もしタイムマシンがあったら、過去に行く?未来に行く?

私は…たぶん、過去かな。


でもね、推理小説を最後から読むタイプだから、

未来をちょっと覗いてみるのも面白い気がする。


推理小説って、犯人を先に知ってから読むと、

そこに至るプロセスが見えてくる。

「なぜそうなったのか」がよくわかって、

登場人物の気持ちも、少し深く理解できる気がする。


未来も同じかもしれない。

一度“結末”を見たら、

「もっといい未来にするために、今から頑張ろう」って思えるだろう。

でももし、その頑張り方を間違えてしまったら…

見てきた未来より悪くなってしまうかもしれない。


だから、未来を見るのはワクワクするけど、

ちょっとドキドキもする。


でも考えてみると、

「絶対良くなるように未来を確認しながら努力する」って、

それってずるいのかな?

いや、でもそんな未来の使い方、ちょっと試してみたくもなる。


―――


過去に行けるなら、きっと8年前に戻る。


「あの仕事、辞めるのやめなさい」って伝えたい。でも、過去の自分に本当に話しかけられるんだろうか。

いや、どんな手を使ってでも伝えたい。


でもそれって、結局は未来を知りたい気持ちと同じなのかもしれない。


未来がわかって、過去を修正できる——

そんなドラマ、あったよね。

「やり直したいなぁ」って思ったこと、何度もある。


―――


結局のところ、

今の自分に満足していれば未来を選ぶ。

やり直したいと思えば過去を選ぶ。


過去に行きたい人は、

「あの時こうしていれば…」とか、

「もう一度あの人に会いたい」って思っている人。


未来に行きたい人は、

「今の選択、大丈夫かな?」

「このまま進んでいいのかな?」って思っている人。


―――


私は…やっぱり少し過去寄り。

でも未来も気になる。


どちらにしても、結局は“今”をどう生きるか、なんだろうな。


あなたなら、過去と未来、どっちに行きたい?