「電話って、どうしても緊張してしまって…。会社でも『出て』って言われるけど、内心ドキドキですぐに出られないんですよね…」

実はこういう声、本当によく聞きます。

「電話が怖い」「出るのにすごく勇気がいる」っていう人、20代・30代前半ではまったく珍しくないんです。


ちなみに…

私も昔は、電話がすっごく苦手でした。

新卒で入った会社の代表電話に出るのが本当にイヤで、電話が鳴るたびに「誰か出て〜!」って心の中で祈ってました(笑)


だからこそ、「苦手なんです」と相談してくれる人の気持ち、めちゃくちゃわかります。


電話が苦手になるのには、ちゃんと理由があるんです。


今の20〜30代の方って、プライベートで電話を使うこと自体が少ないですよね。

LINEやSNSが中心で、「声だけでやりとりする」っていう経験がほとんどないまま社会人になることも多いです。


そんな状況で、急に「電話対応やって」と言われても…

•相手の顔は見えない

•すぐに返事をしないといけない

•言葉づかいも気をつけないといけない

…と、そりゃもう不安だらけです。

苦手になるのは当然なんですよ。


でも…電話対応は“センス”じゃなくて“スキル”


電話って、センスじゃなくて慣れの問題です。

最初は誰だってぎこちないし、変な沈黙ができたり、言い間違えたりします。

わたしは今でも焦ると上手く言葉が出ない時があります😓


でも、少しずつ「慣れるための練習」をしていくことで、ちゃんと自信がついてきます。


おすすめは、この3つの練習。

 フレーズを声に出して読む

「お電話ありがとうございます」「○○会社の△△です」など、よく使うフレーズを音読するだけでも、口が慣れてきます。

このよく使うフレーズも慣れるまでは付箋に書き出して読んでもいいんです。


 スマホで録音して聞いてみる

自分の声を録音して聞いてみると、「あ、意外とちゃんと話せてる」と思えることも。逆に改善点も見えてきます。


 家族や友人に協力してもらう

ちょっと勇気はいりますが、誰かに「取引先役」をお願いして、簡単なロープレをしてみるのも効果的です。


苦手なのは、できないからじゃなくて、慣れてないだけ。


私も、新人の頃から練習して、実際にコールセンターで働いて、お客様から褒められたことも。

それから電話は私の得意になりました😆

今でも、転職後、電話を受ける時に前の会社名を言わないように、慣れるまでは新しい会社の社名を電話の近くに貼ってます。


だから大丈夫。

緊張してもOK。うまく話せなくてもOK。

ゆっくり、少しずつで大丈夫です。


自分のペースで、経験を積んでいきましょう。

いつかきっと、「あれ?電話、そんなに怖くないかも」って思える日が来ますよ。