今日『ディープフェイク』というドラマを見て、その恐ろしさを実感した。
AI技術が発展するにつれ、簡単にはフェイクかどうか見分けがつかない映像が増えている。私たちが普段何気なく投稿している動画や写真をAIに組み込むだけで、まるで本物のようなフェイク映像が作れてしまうのだ。
しかも、数年後には2時間映画が簡単に作れるようになるらしい。制作費数億円の映画はなくなり、誰でも自分好みの映画を作れる時代が来るかもしれない。
「観る時代」から「作る時代」へ——世界中の人が映画監督になる、そんな未来も遠くないのかもしれない。
でも、その技術は同時に犯罪にも利用される。
本当は加害者なのに、自分が被害者のように見せるフェイク動画も作れるし、何が真実で何が嘘なのか、ますます見極めが難しくなっていくだろう。
便利さと恐ろしさは表裏一体。AIが進化するほど、私たちには「見抜く力」が求められる時代になっていくのかもしれない。
