古書店に鑑定してもらったら一冊が42万もする古書を読める機会があった。
山口県の祖父母の家を整理していると出てきた様々な本。
どれも年季が入っていて、花布も見返しもちりも天もとびらも、それはそれは綺麗なまま。
その古書にはあまりにも多くの真実が書かれていて
私は少し黄ばんだ1ページを親指で押さえたまま呆然とした。
祖父母(主に祖父)が丁寧に保管していたお陰だろうと即座に思う。
そういえば亡くなった祖父は国鉄の社員であり、戦時中は満州などに行ったこともあったと聞いたことを思い出す。
小学校の宿題で「おじいちゃん、おばあちゃんから戦争の話を聞く」という宿題が出たときも
祖父は多くを語らなかった。
広島に原爆が投下されたとき、正に祖父は広島に派遣され、山積みにされた人々の屍を目の当たりにしたからだろうか。
とにかく今は猫も杓子も隣国を持ち上げて違和感しか感じない。