ある日突然父ちゃんになった父ちゃん。
私たち夫婦は父ちゃんの仕事がとても忙しいため、なかなか一緒の時間がありません。
なので、朝は対面キッチンのカウンタ越しにたくさん話をします。
今朝
父ちゃんが
「わし、ナオちゃんの0~5才までの頃を知らん。おそらく、一番可愛い時期っちゅーもんじゃったんじゃろうと思う。写真、ある?見せてや。」
と言った。
最近のナオはちょっと生意気なことを言ったり
言うこと聞かなかったりで
父ちゃんも「かわいくねぇなぁ」と思ってしまうことがあるようだ。
これはどこの家庭でも当たり前にある光景や心情だと思う。
「写真が見たい」
この言葉ってこんなに嬉しい言葉だったんだな。
私は家にあるUSBスティック5本分の膨大なデータ写真を開いた。
ナオ一人に何万枚もの写真がある。
あ!このころやっと歩けたんだ!
あああ!ここそういえば二人で行った!
なんて言いながら見てました。
中には動画もたくさんあって
ナオが歌う歌の言葉のたどたどしさが可愛くて可愛くて
終始ニヤニヤ。
舌ったらずの喋り方もいつの間にか大人びた喋り方になり
背が伸び口が達者になる・・・
いつの間にか私も心の中のどこかで
「独り立ちさせないと」という気持ちが芽生え、キスもハグもするけど
この領域には入るまいと思って見守る部分が増えました。
写真って宝ですね。
わたし、あの時、あのころの気持ちを思い出して、
ウルウルしました。
中国新聞に載ったナオの七五三の写真や
たまたまどっかの展示場に送って賞をもらったナオの写真を選りすぐって印刷しました。
父ちゃんが帰って来たら渡します。
どんな反応するだろう。
そして気付いたことがあります。
ユイはナオにそっくりだということ。