
: ナオ、そんなんより今は走り回る気分じゃもーん


私はいつもこんな娘に手こずっています(笑)
でもよく考えたら自分は子供の頃、大人の顔色を伺って動いてた随分と子供らしくない子供だったかもしれない。
両親は私に大きな愛を注いでくれたし両親には何の欠陥もない。
なのに、だ。
要するに、持って生まれたものもあるのかもな、と思う。
そう思うとナオは辛抱人だ。
こんな私のもとに生まれて来てくれて、とても子供らしい子供になっていると思う。
右を向けと言えば右でも左でもなく下を向くような子。
(笑)
空気が読めないのもまた子供らしくて愛らしい。
: わしは今まで子供は男の子がええのーと思いよったけど、女の子もええね。ナオちゃんじゃけぇかの。
と
胸元にセミのように抱き付いたナオを見ながら夫が呟く。
もし娘が6才の頃の自分だったら…
素直に懐くことが出来ただろうか?
やはり、ナオだから愛してもらえるんだろう。
だがしかし
ナオも時には私と夫に気を遣うこともあるだろう。
変な気を遣わせぬよう、
多少のちゃらんぽらんは大目にみている私です。
もう、
いや、まだ6歳だもの。