もう何年前ですかね。
兎にも角にも、怪我人が一人も出なかったことが不幸中の幸いでした。
私、銀行に勤めてた時に銀行強盗に遭いました。
それがー
フルフェイスのメットをかぶって足早に来店してきた大柄な男性でした。
しかし~
私バカで、普通に短気でいらちなお客さんだと思ったんです、はい。
たまたま窓口職員が交代でシーズン休暇(5連休だっけな)を取るという時期でした。
私は元々配属された支店から、そこの支店のヘルプで行っていた時に起こった出来事でした。
どこまで運が悪いの!
: 100万出せ。
: ・・・?通帳と御印鑑をお願いします。(・∀・)
: いいから100万早く出せ。
: (あ!急いでらっしゃる!)通帳とご印鑑を!(少し早口で)
: 早く金を出せ!出さんかったら火、付けるで!
と犯人はペットボトルに入ったガソリンを私に見せ付けました。
このときやっと、怪しい人だと思いました。
: すいません。お盆休み中なので、この支店には100万の現金を置いてないんです!(んなわけないけどw)
: じゃあ、そこにあるだけの金でいいけぇ、出せ!今から10数えるうちに出さんかったら火付けるで。
10、9,8,7,6,5、・・・
とカウントダウンをしながら犯人はペットボトルの中のガソリンをカウンターや私の方に向かって撒き始めます。
(たまたま居合わせた次長&支店長は防犯ブザーを既に押していました)
やっと後ろから次長が出て来てくださり私に“下がってろ”と合図しました。(え~・・・今~・・・
)
その瞬間
ボワァッ![]()
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と一瞬で天井にまで付くほどの火柱が。
私は後方へ後ずさりしました。
でも、膝がガクガクブルブルです。制服にガソリンかかってるし・・・。
やっとの思いで後方へ下がった私はパートさんと二人で丸まって震えていました。
でも、意外と冷静です。
冷静なんです。
ただ、自分の気持ちとは裏腹に、身体が思うように動かないだけ。
煙で充満した支店内から犯人が逃走しました。
すぐに支店長が猛ダッシュで犯人を追いかけました。
犯人はナンバープレートをガムテで隠した車に乗って逃走したそうです。
燃えました。
私の高級電卓が・・・。
お客様から頂いた公共料金の用紙が・・・。
使い慣れたボールペンが・・・。
(。´Д⊂)うぅ・・・。
恐怖というものは、それ以降にやってきました。
「あ・・・私、死んでてもおかしくなかったのかな」
なんて思うともう、ガクガクブルブルです。
別に怪我もしてないのに涙が~・・・です。
しかし
本店からたくさんのヘルプの方が来てくださって
仕事は片付き、居合わせたお客さんの対応も済み・・・。
最後に語られたのが・・・
「おまえ、なんで強盗に気付かないんだよ!」
ってこと(爆)
す・・・すすすs・・・すびばでん・・・
何十人、何百人って人の接客をしてると、色んな人がいるものです。
待ち時間が長いと怒って伝票を目の前で破って怒ってお帰りになられるお客様もいます。
かたや
「いつも大変ね」
って手土産を持って来てくれたり、ハンカチをプレゼントしてくれたりするお客さんも。
もうね、
誰がどんな人なのかなんて、ひと目じゃ
ぶっちゃけ分かりません(汗)
特に一現のお客様ならなお更です。
こんなアホな私ですが・・・
「1円も渡さなかった!偉いぞ!」
みたいな話になってるし・・・(爆)
ま、結果オーライ?
ぎゃふーん!