ヒプノセラピー前世療法講座受講中です。
3日目。
今回は過去世を人生の終盤までフルで視て、その過去世で何を学んだのか、どんな悔いや心残り、反省があるのかを見ていきます。
今日は時間が無いので交換セッションはせず、指名された人が実習のセラピスト役になります。
慣れてる方がセラピスト役だろうから、私はクライアント役だな〜とのんびり構えてたらまさかのセラピスト役
そしてセラピスト役の中から今日のデモセッションを選びましょうということになって、まさかの私がデモをして貰うことに‼️
緊張MAX
過去世はいつも自力で視るw(ヘミシンクとか)から誘導でちゃんと視れるか、デモになるような過去世が視れるか…。
しかしもうその時点でエネルギーが上がってきていて訳もなく悲しくなってくる…。
何かテーマはある?と聞かれて、これなんだろうな、と観念して最近取り組んでいたテーマを話します。
それは
「スピリチュアルなことをやっていると人に言いたくない」
「ヒーラーやサイキックだという人達で、恐怖や不安を煽って商売にしているような人たちに腹が立つ」
というものでした。
私は私の出来ることをただ愚直にやっていくだけ。なのにそこに怒りとどうにもできないもどかしさのようなものを感じていました。
先生に誘導されて安全な心の庭と呼ばれる場所に入っていきます。
そこは夜の砂漠。昼間の太陽の熱が砂に残っていて、裸足の足の裏をじんわり温めます。空には満天の星。
涙が出るほど、懐かしく美しい場所でした。
そこから過去世を視に行きます。
真っ青な雲ひとつない空、乾いた風。
薄黄茶色の石が積まれた…ピラミッド。
そこはエジプトでした。
次の場面へ行くとピラミッドの中なのか、石が積まれた暗くて狭い部屋のような場所にいます。
「生け贄」という言葉が浮かびます。
閉じ込められているのです。
ここで震えが止まらなくなりました。
場面を戻して、状況を見ていきます。
過去世の私は20代くらいの若い女性。
巫女をしていたようです。
手に鈴のついた錫のようなものを持って踊っています。
舞を奉納する巫女だったようです。
神殿の舞台の上で舞を踊っているのが見えます。
自分の仕事をとても楽しんでいて、神様に仕えているのも嬉しいし、村の人々にも尊敬され尊重されていて平和で幸せな日々を送っていました。
しかしそこに、同じ信仰なのか別の信仰なのか分かりませんが、権力を握るために神や神殿を利用しようとする神官の勢力が現れました。
彼らは神託を利用して、人々の恐怖や不安を煽り、自分たちの思い通りに動かしていき、徐々に権力を掌握していきます。
私は抵抗し、変わらず神の言葉を正しく伝えますが、そのために神官たちから疎まれていきます。
ある時、何か災害や天災が起こる、それを防ぐためには生け贄を捧げる必要がある、その生け贄は力のある巫女でなくてはいけない、という神託が下ります。
嘘の神託でした。
でも、怯えた人々はそれを信じてしまいます。
私も、嘘だと思うものの、でも自分が受け取れなかっただけかもしれない。本当なのかもしれない、と自分を疑ってしまいました。
そして大勢の人々を助けるために、と生け贄となることを受け入れました。
狭い石の部屋に閉じ込められ、小さな祭壇の前で祈りながら、亡くなりました。
人々のためにずっと祈り続けていました。
私が驚いたのは、この女性はこんな目に遭っているのに、一切神を疑ったり恨んだりせず、信仰を持ち続けているのです。
普通ならどうしてこんな目に遭うのか?神は助けてくれないのか?とか、神はいない、などと言ってもおかしくないと思うのです。
それはエーリッヒ・フロムの言う「幼稚な愛」ではない、美しい、神への愛でした。
彼女の身体は白骨化して、キラキラと輝いて、閉じ込められた部屋も明るくなっていきました。
自分が亡くなったことにも気付かないくらい、祈り続けていたのです。
そこから解放され、天に上がっていきました。
雲の上の彼女は、太陽のようなゴールドの額飾りを付け、光輝いていました。
彼女からのメッセージは「自分を信じること」。
自分が感じたことや受け取ったことを自信がなくて疑ってしまい、他人の言う通りにしてしまったことを悔いていました。
私たちは自分で感じ、自分の頭で何が正しいかを考えなければいけないのです。
例え本当の正しさ、唯一の正しさなんてものは無くても、例え間違えたとしても、考えることを放棄してはいけないのです。誰かの、何かの言うことを鵜呑みにするのではなく。
そんな風に、感じました。
私は小さい頃から暗くて狭くて暑いところが苦手だったし、鍵を掛けるのも(トイレもw)嫌だったのですが、この過去世の影響だったんだなぁと思いました。
エジプト、惹かれる理由は、過去にいたことがあったからだったんだな。
さぁ、クラスも次回で最終日!楽しみです♪
♪Aica♪