これは憶測に基づく考察です
DNA鑑定を始めとする科学捜査が発達し、
簡単に犯人を検挙できると思われがちですが、
現実には多くの未解決事件が残されています。
2010年から公訴時効が改正され、
殺人などの重大な犯罪に対して、
永遠に捜査を継続させられることになりました。
詳しくは法務省のサイトでご確認ください↓
ただし、時効が撤廃されようと、
犯人が見つからなければ被害者は報われません。
確かに心理的圧力を加え、
自首を促す作用は働くかもしれませんが、
自ら名乗り出る穏やかな人柄であれば、
最初から犯罪を犯すことなどないでしょう。
ここで冒頭の問題です。
「なぜ未解決事件が生まれるのか」
それは、警察組織が法の下でしか動けないからです。
あまり詳しく説明すると余計な情報を与えることになるので、
キーワードしかお伝えできませんが、
任意捜査であれば強制できません。
そのため事情聴取であれ、家宅捜査であれ、
人権を無視して勝手に踏み込むことはできないからです。
もちろん疑いようのない事実があれば
逮捕状を請求したのち許可を得て、
送検するための証拠固めに走れます。
しかし、曖昧なままでは証拠不十分で釈放される。
いわゆる「疑わしきは罰せず」が通用してしまう。
だから容疑者として浮上したにも関わらず、
真犯人を取り逃してしまうのではないでしょうか。
基本、日本の警察組織は優秀(一部NGだけど)
そのためどこへ逃げようと、
犯人に心を休められる場所は存在しません。
犯罪者に伝えたいこと
自らが犯した過ちと向き合わなければ、人生を変えることはできない。
目の前の利益に飛びついても、その効果は一瞬だけ、
自分のやったことは、必ず自分に還ってくる。
例え逮捕されなかったとしても、
いずれ裁きを受ける運命にあることを覚悟してください。