こんばんは、愛ボソムリエールです。
涼しい日が続いてますが、明日は気温が上がるとか…
もう秋なのか、まだ夏が終わりきってないのか
不思議な気候です。
とにかく体調崩さないよう気を付けなくちゃ!
皆様もお気を付けくださいませ。
さて、今夜は読み終えた本のご紹介です。
「ケーキの切れない非行少年たち」
宮口 幸治 著 (新潮新書)
2年くらい前に話題になってましたね。
なんとなく気になってましたが、ようやく読むことができました。
児童精神科医であり、医療少年院勤務経験のある著者が
主に「境界知能」の子どもたちについて、問題と教育の課題について書いています。
非常に興味深く、正しく理解出来てなかったことが沢山あることに気付きました。
世の中が問題の解決に向かい、動き始めることを願います。
また、本文中に子どもとの関わり方で大事だなぁと感じた箇所があったので紹介します。
(以下、赤字は本文より引用)
「子どもの心に扉があるとすれば、その取手は内側にしかついていない」。
(中略)
子どもの心の扉を開くには、子ども自身がハッとする気づきの体験が最も大切であり、我々大人の役割は、説教や叱責などによって無理やり扉を開けさせることではなく、子ども自身に出来るだけ多くの気づきの場を提供することなのです。
心に扉があるとすれば、子どもだけじゃなく誰だってその取手は内側にしかついてないように思いますが。
わが子たちが難しい年頃になった時、無理やり扉を開けようとしないよう覚えておこう。
親や先生など大人が与えようとするのではなく
子ども同士の関係の中で良い気づきが多く生まれることもあるようです。
当事者になった時、焦せらず余裕のある対応が出来るよう
自分の役割をしっかりイメトレしておこうと思います。