中四国の国道フェリーの記憶~その2 三原・今治国道フェリー | ふねきちのブログ

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 船三原・今治国道フェリーを紹介します。中四国を結ぶ、国道フェリーでは、東の宇高航路に対して、西の代表格は、やはり、三原~今治国道フェリーですね。

 ニコニコこの航路は、高速船も並走していて、新幹線、三原駅、予讃線の今治駅とも近く、人のみの利用客が、多いのが特徴です。

 カメラ上のフェリーは、順に、瀬戸内海汽船の‘さぎしま’、次が、昭和海運の‘フェリーみはら’です。2000年に、しまなみ海道が全通する直前まで、就航した、700トンの最後のフェリーです。

 音譜現在のような、しっかりとした短距離型フェリーになった初めのフェリーが、‘いよじ’‘せとじ’で、昭和40年くらいだったと思います。

 又、1時間45分の航海を、快適で楽しい船内にする等、現在のクルーズフェリーの手本になっていきました。

 船写真は、500トン型の瀬戸内海汽船の‘ひろしま’です。昭和40年中頃から、就航しました。以降、この船形が基本になり、中四国の多くの航路に採用されました。

 ニコニコ同じく、昭和海運の‘みはら’です。船の前側にフードのような、屋根が設けられ、車両スペースに雨や、荒天での海水が入りにくい構造になっています。

 晴れフェリー便は、4艘で、1時間毎に運航していました。芸予諸島を、縫うように走る航路は、今治~尾道航路をはじめ、島々を結ぶ多くの航路があり、船ウォッチングには、最高でした。あまりにも、行き来する船が多いので、ゆっくりと客室で過ごす時間がなく、あっという間に、着いてしまうといった印象でした。

 船今治港といえば、三原行き国道フェリーというくらいで、乗り場の左側には、神戸行き、ほわいとさんぽう、おくどうごの大型フェリー乗り場、右側は、向かいの大島行きフェリーが、ピストン運航、賑やかかりし今治港の玄関風景でした。

 ニコニコ当時は、入港時にプー、プーと2回、出航時は、プッ、プッ、プッと

3回汽笛を鳴らしていました。港町の情緒がありましたね。