ふねきちのブログ

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船が好きで、船ブログが多いですが、
たまには、料理なんかも載せてます。

 ニコ1978年、日本全国の港の旅客船入出港総数第6位は、今治港の対岸、広島県の三原港です。1日149便です。入出港数は298になります。5位の今治港とあまり変わらなく、凄い入出港数でした。

 カメラ上の写真は、三原内港の旅客船桟橋と、フェリー岸壁です。

青白の屋根は、昔から変わりませんね。

 船三原港の入り口の古浜国道フェリー乗り場に入港する、今治行きの国道フェリーです。続いて、今治行きの高速船です。懐かしいですね。フェリー、高速船共、1日18便でした。高速船は、2025年現在、広島港で宮島航路にて現役活躍中です。

 音譜上は、瀬戸田行き、下は因島行きの高速船です。これらの船は、現在は、ほとんど見られません。三原港も今治港同様、多くの航路が廃止、縮小しました。特に、フェリー航路は、少し離れた須崎港の生口島、沢港行き1航路のみとなり、ここ三原港からは、全て無くなりました。

 ショック現在は、因島航路、瀬戸田航路、週末の大久野島航路の高速船が残るのみです。寂しくなりました。

 船しまなみ海道開通以前は、愛媛県の今治、松山からの航路があり、新幹線、三原駅も近く、賑やかな三原港でした。

次回は、7位の愛媛、松山港です。

 船1978年の旅客船入出港数全国5位は、愛媛県今治市の今治港です。我が故郷、自慢の港です。1日の船便数は、158便、14航路、航路数では、当時日本一です。

 船写真は、立派な港湾ビルと、右から、関西汽船、三原行き高速船の第一桟橋、尾道行き水中翼船、広島行き水中翼船、高速船仁方行き高速船、の第二桟橋、尾道、因島、木江、大三島、大長、明石行きの小型フェリー、高速船の第三桟橋です。

 ニコ上の3枚の写真は、今治港に多く見られた愛媛汽船などの角型フェリー、小型高速船、瀬戸内海汽船の水中翼船です。

 音譜最初の港写真に写っていない、右側に向かいの大島下田水行き(30分毎)のフェリー岸壁、続いて、上の写真の三原行き国道フェリー岸壁、国道フェリーは1時間に1便、1日18便運航されていました。

 船一番右、今治港入港すぐの右側には、神戸行きの大型フェリー岸壁があり、1日2便、ほわいとさんぽう、おくどうご3が就航していました。写真は、その後の大型化した、ほわいとさんぽう2です。

 ニコ今治港の1日は158便、実質の入出港数で言えば、2倍の316便、1日14時間として、約2分半に1艘の割合で出入りしていたことになります。すごいですね。まさに海の銀座です。

 カメラ又、今治港は、こじんまりとした港で、入り口には赤、白灯台があり、入り口に面した公園からは、全ての船を真近に見られ、船ウオッチングには、最高の港でした。

 船三原行きの高速船です。昔は、高速艇と言ってました。今治港の入り口を過ぎて、桟橋近くまで、水中翼船や高速艇は、速度を緩めず、高速走行します。ダイナミックな写真が撮れた港でした。今でも、そういった港は、広島宇品港、松山観光港などに見られます。

 カメラ又、内港が細長く、速度制限がかかり、到着に時間がかる港は、三原港、笠岡港などです。

 ニコ愛媛県の玄関港として、賑やかな港の光景が懐かしい、今治港です。

 晴れ久しぶりの尾道港、今年3月に福本フェリーの向島渡船が廃止になり、尾道水道の渡船は、下の写真の尾道渡船と、駅前渡船の2航路のみとなりました。

 ニコ左の船、Onomithiは、尾道水道の渡船としては、本当に久しぶりの新船で今年3月の就航です。従来船のしまなみと2艘体制です。運賃は、大人100円、車は130円です。安いでしょ、向島へは橋でなく、もっと、もっと利用してください。

 船尾道水道の桟橋に、第二歌戸丸が停泊していました。この船は、尾道水道から出て、すぐの向島の東側の向東町と、本土側の浦崎町を結ぶ航路船です。第一歌戸丸と二艘体制です。

 ヒマワリ上の写真は、三原内港にて、マルト汽船の三原~瀬戸田航路船です。ここは、昔、三原~今治国道フェリーの古浜港でした。懐かしいですね。

 音譜続いて、三原~重井~土生航路、土生商船の‘かがやき1号’です。先日(3月末)、航路廃止になった、竹原~大長航路船でした。

 ネザーランド・ドワーフ週末のみ運行されている、三原~大久野島航路の‘かがやき2号’です。通称、ラビットライン、大久野島はウサギで有名な島ですね。平日は忠海港から、フェリー、高速船が出ています。

 船上の写真は三原港に停泊中のフェリーですが、平日は井口島とレモンの島、岩城島を結ぶ航路船です。今日は土曜日で、貸し切り船として、利用でしょうか?日頃、車両甲板にイス、テーブルを置いて、多くの人で賑わっています。納涼船かな?この後、出港して行きました。貸切船での瀬戸内海周遊が増えていけば、新たな港利用で、賑わいが戻って来ますね。ニコ

 晴れ日頃には無い、日よけタープを甲板前後に取り付けています。暑さ対策ですね。甲板でビールでも飲んでいるのかな?暑くなければ、良い天気です。

 船今回は、1978年、入出港数全国4位の広島宇品港です。

宇品港の1日の便数(入出港数では2倍になります)は、165便です。航路数は、12です。航路数は同じ航路にフェリーと高速船があれば、2になります。

 

 船上の写真は、1978年当時と同じ港湾ビルです

 カメラ広島港といえば、広島グリーンフェリーが有名でした。1978年は、広島21時発の大阪南港7時20分着でした。

他に、広島~日向、広島~別府航路がありました。

 船中国地方~四国間には、多くの水中翼船が行きかっていました。広島からは、瀬戸内海汽船、石崎汽船が、四国、松山、今治と結んでいました。

 ニコ写真は、広島~別府航路のカーフェリー由布です。1978年当時は、阿蘇という、カーフェリーでした。

 その他、広島港からは、沖合の江田島、能美島、似島への航路があり、フェリー、高速船が就航していました。広島市の通勤圏内である、江田島、能美島へは、バス並みの便数がありました。

 船現在は、長距離航路が無くなりましたが、今も尚、多くの、中、近距離航路を維持し、賑わう広島港です。

 船今回は、3位からです。

ちなみに、入出港数としていますが、便数です。始発港では、入港は入っていません。あくまでも出港便数です。途中港では、下り、上りがあるので、便数は2倍になります。

 1日の旅客船入出港総数、全国3位は、広島県尾道市因島の土生港で173便、9航路です。広島県東部と、愛媛県今治市の間の芸予諸島の尾道寄りの因島は、2006年に尾道市に編入されるまでは、単独市制の因島市でした。その因島市の港が土生港です。因島は造船で栄えた町で、尾道や三原、愛媛の今治港から多くの航路がありました。

 上は、土生港の魚島行きの高速船‘ニューうおしま2’です。

 カメラ写真は、土生港の桟橋です。この写真には見えませんが、港湾ビルから出てすぐの浮桟橋があるのですが、ほとんどの船がそこを乗船場にしており、わずか1~3分くらいの接岸時間で、人や車が下船、乗船をします。向かいに見える港は、生名島の立石港です。土生港の主要航路は、今治~尾道、尾道~土生、三原~土生です。多くのフェリーや高速船が、ひっきりなしに入出港し、造船の町、因島市は賑やかな島でした。現在も便数は減りましたが、今治~土生、尾道~土生、三原~土生の高速船航路が残っています。

 その他に、橋の架かっていない、弓削島、生名島、レモンの岩城島、釣りで人気の魚島行きの航路があります。

 次回は、4位の広島市広島港(宇品港)です。

 音譜大久しぶりのブログです。

今回は、瀬戸内海に橋が架かる以前のにぎやかなる旅客船栄光時代の

港ベスト10を紹介し、良き時代を振り返ります。

 1978年(昭和53年)の1日の日本全国の港の旅客船入出港総数ベスト10は、

1)香川県、高松港 276便

2)岡山県、宇野港 194便

3)広島県、土生港 173便

4)広島県、広島港(宇品港) 165便

5)愛媛県、今治港 158便

6)広島県、三原港 149便

7)愛媛県、松山港(観光港、高浜港、三津浜港) 128便

8)広島県、尾道港 110便(向島渡船を除く)

9)広島県、瀬戸田港 103便

10)香川県、土庄港 100便

 10位の内、3位の土生港、9位の瀬戸田港は、始発終点港ではない航路の場合、

2倍のカウントになるため、便数が多くなっています。

 船次の写真は、1位の高松港です。1978年当時の写真が無いので、

なるべく古い写真から添付します。

 船高松港は、橋が架かる前、宇高連絡船、宇高国道フェリー等、宇野~高松間航路

で賑わっていました。宇高航路には、JRを含め、4社がひしめき合って運航していました。

各船共、ほぼ満車状態で、昼夜運航していました。日本一栄えた航路でした。

その他、小豆島航路、関西航路(関西汽船、加藤汽船、ジャンボフェリー)等がありました。

 カメラ次の写真は、2位の宇野港です。

 

 船宇高航路の宇高国道フェリー、四国フェリー、日通フェリーの3社の

フェリーが、数珠繋ぎで、10分間隔で運行されていました。

 車今は亡き、宇野港の宇高国道フェリー乗り場です。

現在は、宇高航路は、全て廃止になりました。栄華を誇った宇高航路、

高松港、宇野港共、主要航路が無くなり、寂しくなりました。

 

 

 

 もみじ昨年11月終わりに、松山道後温泉に出かけました。

 船広島宇品港から、今回は石崎汽船のフェリー‘翔洋丸’で出かけます。宇品港にクルーズシップ銀河が停泊していました。実は、銀河は昨年12月25日に航路廃止となりました。これからは、高速船‘シースピカ’でのクルーズ運航となるようです。数少ない客船の廃止は、寂しいですね。

 カメラ途中、反航する瀬戸内海汽船のスーパージェット‘道後’と下の写真は、同じく瀬戸内海汽船の‘シーパセオ’です。かっこいいですね。

 船松山観光港に到着しました。良い天気、紅葉日和ですね。

 カメラ後方のフェリー岸壁に停泊中の、小倉行き‘フェリーくるしま’です。この航路は、今年6月で廃止が決定したとのことです。元々、関西~新居浜~今治~松山~小倉の関西汽船の北九州航路でした。その後、今治~松山~小倉に1000トンの客船、平和丸が就航、時代の流れにより、フェリー化され、現在の松山~小倉航路として長年、愛されて来ました。これで松山の大型フェリーが全てなくなります。

 もみじ松山城の天守閣です。今年は残暑が長く、11月末だというのに、紅葉はまだ少し早いみたいです。

 ニコニコ松山城二の丸の庭園の紅葉です。綺麗なもみじです。

 船松山観光港に停泊する石崎汽船のスーパージェット瑞光です。実は、この船も、新造船発注が決まり、1~2年内に変更される予定です。さあ、シーパセオで広島に帰ります。

 晴れ昨年11月初めに、山口県の角島に行って来ました。途中、萩港に寄りました。

 カメラちょうど、萩~大島航路の‘はぎおおしま’が停泊していました。

323トンと小さいながら、客船のような船首と、、船尾にランプがあり、車を搭載できます。沖縄の離島航路に多い船型をしています。波が高いと、こうした船首でないと、海水が入って来ますからね。ニコニコ

 船萩港からは、他に、萩~相島航路のフェリー‘あいしま’197トン、萩~見島航路の高速貨客船‘ゆりや’273トンが就航しています。11月初めですが、まだ残暑のような暑さが残っています。

 カメラ長門市の元の隅神社です。赤い鳥居が青い海と空とのコントラストで綺麗ですね。外国人の観光客が多いですね。

 ニコニコ翌日は、あいにくの曇り空ですが、角島大橋です。角島でトゥクトゥク(タイの三輪バイクのような乗り物)を借りて、渡りました。

 音譜前日のホテルからの角島大橋です。

 晴れ今年の夏は本当に暑かったですねあせる瀬戸内は、雨も少なく、7月から9月まで、35℃を超える酷暑、真夏日の連続でした。今年は、海水浴場が盛況だったでしょうね。ニコニコ

 船写真は、笠岡港に停泊中の三洋汽船の高速船‘しおじ’です。

塩飽諸島は、夏は海水浴客で賑わいます。

 ニコニコ三洋汽船は、笠岡~白石島~北木島~真鍋島~佐柳本浦航路と、飛島~六島航路の2航路に、高速船つむぎ、しおじ、ニューかさおか、プリンスの4艘で運航しています。

 音譜その昔、三洋汽船は、四国丸亀~岡山水島間にフェリー航路がありました。24時間運航で、ドル箱航路でしたね。

 ヒマワリ尾道に移動して、上の写真は向島を結ぶ、尾道渡船です。現在、3航路が残っています。朝夕の通学、通勤時間帯は、どの船も、人や車、自転車、バイクを満載して運航しています。

 ぐすんでも、どの船舶も古船で、運賃も安く、更新ができない現状です。そろそろ市営にして管理することも考えないと、近い内に航路廃止になるかもしれません。尾道渡船は、尾道の風景に必要だと思います。

 船この船は、噂の岩谷産業の水素燃料電池船じゃないですか!

造船所、瀬戸内クラフトで建造された船で、車でいえば、今流行のモーター駆動車ですね。

 

 音譜備後商船のニューびんごです。尾道~百島~常石航路にフェリーと、高速船ニューびんごの2艘で運航しています。

 

 ニコニコ最後は、三原内港の古浜、昔、今治~三原国道フェリーの三原側のフェリー乗り場です。小さなかわいい船、貨物船?給油船?給水船?同型の船が3艘停泊していました。

 船三原港のこの辺りは、港の入口にあたり、ここで多くの旅客船やフェリーが通過するのを、ウォッチングしたものです。四国今治、松山、因島、瀬戸田を結ぶ多くの航路がありました。懐かしい思い出です。

 夜の街今回は、夜の広島、宇品港です。

 ニコニコ夜の港は、静かです。昼間は、都会の喧騒といいましょうか、又、太陽の力や宇品港に降り立つ人々の活気にあふれ、賑やかな港ですが、夜になると周りが静かで、乗客は一日の疲れで、船に乗り込み、帰途に就きます。昼間には聞こえなかった波の音や、桟橋が波にきしむ音が聞こえます。

 カメラ上の写真は、一日の航海を終え、回航して桟橋で休む‘シーパセオ2’と、松山に向う最終船の‘翔洋丸‘です。

 船夕焼けをバックに江田島切串から入港する、上村汽船の‘きりくし’です。

 夜の街能美島に向う、‘ロイヤル千鳥’です。夜の旅客船は、前方側に光が漏れないように、カーテン等でカバーしています。

 ニコニコ高速船‘瀬戸ブルー’は、前の‘ロイヤル千鳥’と組んで、宇品~能美島(中町)間に就航しています。便数も多く、海上バスといった感じですね。

 船能美島、三高港から入港する‘古鷹’です。このような小型フェリー航路は、宇品~三高、切串、似島の3航路です。以前は、江田島、小用港行き、能美島、中町行きの2航路があり、計5航路でした。

 ニコニコ広島~呉~松山航路の、瀬戸内海汽船のクルーズフェリー‘シーパセオ’‘シーパセオ2’は、以前の700トンから、1000トンに大型化し、宇品港最大の大型旅客船になり、かっこいい!外観がひと際、目立つ存在になっています。

 カメラ宇品港の賑やかで、静かな夜の旅客船たちです。