2015年3月11日
「苦い水」
出演者:水谷豊 成宮寛貴
川原和久 山中崇史 六角精児 山西惇
ゲスト:木村佳乃 伊嵜充則 藤重政孝 ハマカワフミエ
脚本:真野勝成
監督:橋本一
今回のカイトくん&えっちゃんは・・・
えっちゃんはお休み。
●カイトくんの雛子先生の第一印象評
「隙が全くない。かわいさゼロ」そして好みではない。
・・・ということは、
カイトくんにとって悦子さんは隙があってかわいいところもあるということですね、
と単純解釈(笑)
いやいや、好みのタイプを好きになって付き合うとは限らないですけど。
それでもきっと視聴者の知らない悦子さんのかわいいところをカイトくんは沢山知っているのでしょうね。
他の人が知らない悦子さんの一面をカイトくんは沢山知っているはずですから。
↓
●ナンパに詳しいカイトくん
・・・昨シーズンの今頃は「待ちぼうけ」(古沢脚本)を食らっている年上美人をカフェでナンパしてましたもんね(違)
彼女持ちのリア充のくせに休日にナンパしちゃおうかって冗談言い出すくらいなので、さすがですカイトおぼっちゃん。
そしてその冗談をちゃんと冗談として受け止めて乗っかってくれる悦子さんは本当にいい彼女なんだから大事にしてくださいカイトおぼっちゃん。
↓
●腕の内出血から推理するカイトくん
・・・産婦人科に出入りすることがあってというカイトくん。
ところで右京さんはどこまで知ってるのですか?
産婦人科に出入りなんて、右京さんが聞き逃すわけないし、細かいことが気になる右京さんが放置しておくわけないのだけど・・・
悦子さんとお腹の子供が今どういう状態なのかは全く分かりませんが、ちゃんと支えてあげてくださいよカイトくん。
↓
●雛子「甲斐さんはご結婚なさるそうですね」
「ご結婚、おめでとうございます。どうぞお幸せに」
・・・一体雛子先生どこまで調べさせたんだ。
病気を知った上でなら結構ヘビーなおめでとうだよな。いやめでたいことだけど、知った上でなら一言別の言葉を添える場面だろうし。
カイトくんと悦子さんの結婚っていろんな人が把握してますよね(笑)
次長の息子も大変だしそこに嫁ぐのもまた大変だ・・・
↓
●右京「ホワイトデーのお返しは何かしたのですか?」
・・・悦子さんを指しているのは明白なので、いちいち誰にとは言わないけど、もうカイトくんが悦子さんにバレンタインでチョコもらってるのを前提に話してますよね(笑)
S11「バレンタイン計画」(酒井脚本)では彼女からもらったと言ってますからねカイトくん。
そしてカイトくんは毎年同じ店(出会った頃に行った思い出の店)の悦子さんお気に入りのチョコレートケーキを贈っているという。
「移り変わらぬ思い」ということですが、
ところで毎年って何年くらいですか?
つまり何年くらい付き合っているのですか?
少なくとも3シーズンはカップルですからそれを3年と数えて、初登場の時にはもう半同棲状態だったのでその時点で数ヶ月程度の付き合いには見えなかったから最低でも4、5年は付き合っているということでいいですか?
でも今年はそれどころじゃないと思うのですが・・・
だからもう一回言うけど、右京さんはどこまで知ってるのですか?
重病で入院しているのを知ってる雰囲気の会話ではないですよね。
右京さんの「悦子さんのところに行ってきたらどうですか?」って病院を指してるノリとは思えないのよ。
最終回では病室に行ってるようだけど、右京さんがどこまで知ってるのかいまいち見えない・・・
という具合に、サイドのサービスは多少ありました。
カイト期レギュラー回ラストなので最終回への流れも多少意識してということでしょう。
さて。
■公式推しの真野脚本
私は今のところ苦手なんですけど、
キャラ設定の幅を広げ人間ドラマを中心とするタイプの作品は歓迎ですよ。
真野脚本もこのタイプの作品ですよね。
S12「右京さんの友達」S13「死命」「ストレイシープ」それから今回、どれもキャラの新たな一面を描いたり掘り下げをしようしたりというのが感じられます。
同じタイプの古沢脚本のように全くもって上手くないのが残念なんですが・・・
掘り下げ方も好みではないので困っています(笑)
いつの日か楽しめる日がくるかもしれませんけど。
今の時点では公式さんほど真野脚本を推す気にはなれずに・・・困ってます(笑)
■雛子様スピンオフ
キスや「相棒」発言までさせられた上にイケてない過去設定まで・・・
なんだか雛子様の扱いが残念・・
タフな女にも弱いところはある。
というのは、タフな女性キャラを好感的(同情・共感的)に描くひとつのベタな展開ですが、
雛子様にそんな安っぽいベタな手法が取り入れられるなんて・・・!
ちょっとがっかりだったな・・・
あれって輿水さんが言う雛子様の過去とは違うよね?
あれなの?あれでいいの?
今回輿水さん脚本協力に入ったほうが良かったんじゃないの?
人に歴史ありにしては・・・ベタすぎるのであれが全てだとは思っていません(笑)
「ただ駆け上がるだけ」っていうのは哀しくていいですけど。
・・・だからあの過去が雛子先生誕生の全てだとは到底思えないのです。
■二世であること
雛子先生も、恋人と噂されていた男も、カイトくんも二世なのに・・・
特に雛子先生とカイトおぼっちゃんとの絡みはこの二世同士であることがもっと効いていることを期待していたんですけどね・・・
今までの相棒にはできなかった絡み方ですから。
■力み過ぎです雛子先生(笑)
中の人の事務所の後輩の相棒卒業に花を添えにやってくるのかというのは前回書いたけど、
内容的に本当にただ花を添えにやってきただけだったねw
ある意味、雛子様の無駄使い。
立場が人を作るということで、パワーアップしてるってことなんだろうけど、
・・・やたらと力んでましたね今回w
社さんに相棒ファミリーのタフな女性キャラの頂点の座を受け渡すわけにはいかないのよと!と言わんばかりに張り切っていました(笑)
そんなに力まなくても・・・って今回の雛子先生は橋本監督のアクの強い演出が裏目にでているような気がしていまいち乗りきれなかった。
というのも、あからさまだと、食えない女感が薄まっちゃって面白くないのよ。
したたかさを表すときにある種の静かさって必要だと思うの。
S3の頃「困ったわ」と秘書を自殺に追い込み、官房長官を見限った雛子様が強烈にダークでキレキレだったのでもったいないと思ってしまうのです。
あの頃は無理してwタバコ吸ってたのが(時代とともにほとんど見られなくなったけど、当時はタバコ演出は多かったからね)、
今はチョコで可愛げキャンペーンですか。
雛子先生も戦っているということですね。
■苦い水
今回サブタイがチョコレートコスモスではなくて苦い水だったのが一番良かったことかもしれない。
「死命」のアイリーンジャスミンは架空でしたが今回のチョコレートコスモスは実在しますね。
シックなお花で、初心者には育てるのが難しいあたりが雛子様にぴったりです(笑)
最後、雛子先生がチョコを食べなかったのは、すでにその苦さを知っているからですね・・・
■福助・・・!!(違)
またもや再起用のゲストさんです。
今回は死んじゃいましたか・・・
もう福助くん6年前か。
S7「特命」(神戸さん初登場回)ですもんね。
いまだにキイちゃんまで殺す必要はなかったじゃないか!って思ってるくらい思い入れがあるので、
(当時キイちゃんまではやり過ぎじゃないかってスタッフさんの間でも意見が割れたのよね)
福助くんか~懐かしい。また事業失敗しちゃったの?(違)と変にしみじみしちゃったw
雛子先生の初恋のお相手だなんて福助くんも恐れ知らず(違)
■ごめんなさい。知ってました。
犯人ゲストのハマカワさんのこと去年とあるドラマで存在に注目したので、
聞き込みシーンで出てきた瞬間、犯人はこの人だって分かってしまった(笑)
世間的には無名だから、意外な犯人パターンの回だったと思うけど・・・
私の中ではキャスティングで犯人分かっちゃうパターンでした。
犯人探し楽しんでいるわけではないのでいいですけど。
■ナンパに詳しいカイトおぼっちゃん
なんとかカイトくんの個性を事件に絡ませて・・・と真野脚本頑張ってくれてました。
他の作家があまりにも・・・なんで、感謝申し上げなければいけませんよね。
謎の表記の意味に気が付き右京さんをフォロー。
そしてスーツの謎も、ナンパの時スーツやジャケットの方が信用されやすいからって・・・
いやいや待て。
そんなことはない。
だって・・・
私、ビルの管理会社の作業着にフライトジャケット羽織って弁当広げた中年男性がナンパに成功したことあるの知ってるもん!!!(笑)
その中年男性こと薫ちゃん曰く「ナンパの極意は粘りと頑張り」w
見た目から入るようじゃまだまだですねw
S3「潜入捜査」(輿水脚本×橋本監督)での薫ちゃんのナンパシーンはキャラと中の人のアビリティを最大限に活かした素晴らしい名シーンだと思っている。
■最後に一つだけ・・・が通じない!?
さすがです。雛子先生。
さすがに学習能力がありますかw
最初に聞けばよかったと後悔する右京さんはとびきりかわいい(笑)
きっと雛子先生も真相が明らかになることは右京さんが乗り出した時点で分かっていましたよね。
■バトンタッチ
①捜一から事件を任される特命係
右京さんに余計なことをするなというのは、
右京レーダーの追跡を促してしまう決まり文句(笑)
イタミンはそれをよーくわかってるわけで、
だから怖い顔して「余計なまねはしないほうがいいんじゃないですか」って資料置いていくのですよね、それはきっと特命ならという信頼感でもあるわけで・・・どうしようもないツンデレさんですねw素敵!
右京さんがイタミンとイチャイチャしている後ろで、
カイトくんと芹沢さんがイチャイチャしてる・・・
もうこんな画も見られなくなるんだなって・・・。
芹沢さんとカイトくんの年上階級下先輩×年下階級上後輩も、もうちょっと発展させて欲しかったですね・・・
カイト期の残念なことのひとつ・・・
②課長→捜一コンビ→特命係で仲良く取り調べ
課長がお仕事してる!素敵!
課長が自ら取り調べ、さすがです雛子様パワーw
■嵐の前の静けさ
相棒役の卒業は3度目ですけど、卒業前にこんなに静かだったの初めてですね。
卒業直前回のラストでメインテーマが流れなかったのも初めてです。
亀山期卒業回直前の「最後の砦」(櫻井脚本×近藤(俊)監督)
ではメインテーマが流れる中、薫ちゃんが右京さんを追いかけ2人並んで夜道を帰って行きました。
神戸期卒業回直前の「守るべきもの」(ハセベバクシンオー脚本×近藤(俊)監督)
ではメインテーマが流れる中、花の里で右京さんが神戸さんにお酌をして終わりました。
今回メインテーマが流れなかったのは監督が違うからってだけかも知れませんが。
例えば、
亀山期の「最後の砦」(櫻井脚本×近藤(俊)監督)
神戸期の「宣誓」(戸田山脚本×和泉監督)
のような卒業回近くで分かりやすい前触れがないですよね。
カイトくんと右京さんにはそういうのが見られない。
(神戸期は直前回より「宣誓」のほうが印象的なラストでしたね。神戸さんがひとり特命部屋を出ていき、その背中を右京さんは見送り花の里で今日は一人だと言う)
卒業前だというのに、こんなにも静かなのは初めてなので、
今回のラストにお互い背を向けて帰っていく姿は特別印象的でした。
彼女の元へ向かうカイトくんの背中をしばらく見つめた後、背を向けにこやかな表情で帰っていく右京さん。
嵐が来るのが分かっている時の嵐の前の静けさほど怖いものはありませんね・・・
■次回
最終回「ダークナイト」
輿水脚本×和泉監督
輿水脚本の楽しみ方の一つは元ネタ探しではありますが、
あの映画ってことでいいんですかねw
明らかにカイトくんの闇堕ち展開を想像させることが目的の予告動画ですね(笑)
「あなたが目撃するのはシリーズ始まって以来の衝撃的な結末!」
って本当ですか?
本当に?
信じていいの?
劇Ⅲの「相棒史上最高密度のミステリー」が肩透かしだったので全く信用できません(笑)
劇Ⅱの官房長の死以来、衝撃なんて味わってないから大歓迎ですけど。
あの官房長の死を超える衝撃に出会えるのでしょうか?
楽しめる最終回でありますように。
とにかく輿水脚本、お願いだから頑張っていて・・・ほしい・・・。
カイトくんが右京さんに出会ったきっかけは悦子さんだった。
香港で右京さんが悦子さんに話しかけてきました。
その時カイトくんはたまたま悦子さんの隣にいただけ・・・
それが出会いとなりカイトくんは右京さんに特命係へスカウトされました。
最後はどんな杉下右京との別れになるのでしょう。
カイトくんの特命係の歴史は悦子さんに始まり悦子さんに終わるのか。
・・・そんな綺麗な形は無理ですねw
せっかくスカウト始まりなので甲斐享ではなく、
杉下右京自らがスカウト解除してほしいなと思っているのですが。
カイトカップルのラストカットはどんな感じかな?
亀山カップルのラストカットは、
薫ちゃんがついて来いと美和子さんを押し倒して終わりました。
亀山カップルはよく押し倒したりする演出があったので、
“おなじみ”な感じで終わっていった印象。
結構駆け足だったので残念でしたが、カイトカップルはどうかな。
サイドと本編が上手く絡めてるといいけど。
っていうか悦子さんを病気設定にした意味ありますよね?
予告の悦子さんでは治療が進んでいるようには見えないので一体どこまで回収してくれるのか・・・
回収といえば、社さん回収しないのね!
それが一番衝撃かも(笑)
というもの、初回見た時は最終回は社さんエピだと思ってたんでね。
でも「鮎川教授~解決篇」で官房長ポジ出てきたんで未回収で来季以降にという公式さんの意思表示は伝わってきてました。そういうキャラ他に警察にいませんからね。
正直、カイトくん、カイトパパ、悦子さん、社さん・・・と全員を最終回の二時間で回収するのは無理過ぎと思っていたので良かったです。
焦点を散漫にせずじっくり甲斐享の卒業を描いてほしいので。
最終回とはいえ、続編をいくらでもつくれる形で終わるのは明白だから、
カイト期ラストとして、その中身に腑に落ちるものがあればと願っている。
特にスカウトした意味をいまだに実感できていないしw
なんとかしてもらいたい(笑)
・・・・・・「相棒」の未来につながるカイト期ラストを願ってる。
