メモリー規格のお勉強
Qーーー
PC2-6400U-666(エルピーダメモリ)の 6400「U」とそのあとの
「666」は単に型番や製造時期を表すものなのか?
D2U800CQ-2GL5J等「DDR2 PC2-6400 CL5」のように
6400の後にUやEがつかないメモリと違い。
A---
Uは、Unbuffered DIMM(UDIMM)のこと。
ただ一般用途用はほぼ全てこのメモリで、単に記号上だけの問題。
※Uが表記されていないものも、UDIMM。
逆はRegistered DIMMで、これらは安定度が求められるサーバー用。
registered bufferが組みこまれているかの違いで
Unbuffered DIMMは組みこまれていないが値段が安く作れて高速。
Registered DIMMは組みこまれていて安定度重視。
Eは、ECCのこと。
エラー訂正チップ付きのメモリ。
これもサーバー用途、一般用途には使わない。
666は(エルピーダメモリ以外でもこの数値がよく見られる)
DDR2-666(正確には667、666という表記も見られる)
PC2-6400だと本来はDDR2-800
初期メモリの一部にこの表記が見られる。
DDR2-xxxは、
DDR2 SDRAMのメモリの種類で、800だと400MHzまでの外部クロック、
667だと333MHzまでの外部クロック(この数値だと本来は666になるが
なぜか667表記が多い)仕様。
PC2-xxxxは、メモリモジュールの規格で、
6400だと最大データ転送速度が6.4GB/sの仕様。
本来PC2-6400に対応するのは、DDR2-800になるが、
この規格が出来た当時、この速度に対応できる環境ではなく
DDR2-667(666)でも十分たから、
PC2-6400なのにDDR2-667のモジュールが使われていたという説。
以上