ベルリン観光の話に戻ります。
ちょっと今回のブログはまじめな話です。
ベルリンと言われてピンとくるのは『ベルリンの壁』って思う人もきっと多いのではないでしょうか。
私もベルリンと言われたら、冷戦、とか戦争関連のことがすぐに浮かんできます。
もちろんドイツの首都でもあるんですけど。
戦争の足跡のある、イーストサイドギャラリーに行ってきました。
イーストサイドギャラリーとは、本当に簡潔に言うと、ベルリンの壁が一部残っていて、そこに世界各国よりアーティストが様々な絵を描いていて、大きなキャンバスのような場所です。
私は実在した壁をどうしても見たくて、ここに行ってきました。
私はこのスティッカー結構気に入りました。笑
ベルリンの壁
なんと巨大な壁なんでしょう。3.6Mあるそうです。イーストサイドギャラリーの壁(アート)を端から端まで見ましたが、約1.3㎞あるそうです。
当時は、場所によっては壁が2重になっていたみたいです。
東から西ベルリンへ逃げる市民の数が増えたためそれを阻止するために作られた壁。
家族や友人もばらばらになってしまったと色々な記述を読みました。
壁ができた後も逃亡する人たちがいて、もちろん死傷者も出ています。
銃を持った兵隊も常にいたみたいで、逃げる人がいたら射撃していいなんて命令も出てたみたいです。
当時の人はどんな思いでこの壁を眺めていたんだろう。
この壁が壊される日が来るという希望をもっていたのでしょうか。
私の世代はおろか、私の両親でさえ戦後に生まれています。
戦争の恐ろしさを知らない。
こうやって残された物を見て、またはあの時に生きていた人達の話を聞いて知ることがせいぜいです。
歴史を学ぶこと、小さいときは全く何とも思わなかったし、テストのために勉強するくらいにしか思ってなかったけど、やっぱり大事なんだなと思います。
Ai