M弁護士に準備したヒアリング項目を一通り質問した。

 

妻側の弁護士なので、当然こちらの立場に立ってくれるワケもなく、その対応に苛立ちとあきらめを感じながら私は最後にこう切り出した。

 

「先生あのね、」

と切り出し、以下のようにM弁護士に伝えた。


 

僕は争う気持ちがありません。妻の性格もよく知っているつもりです。彼女が離婚だというのなら離婚なのでしょう。

 

彼女がこのような手段を選んだのなら、もう元には戻らないと思っています。

 

妻と夫婦でなくなるのは正直寂しいし残念です。でも彼女を愛していることに変わりはありません。

 

息子と離れて暮らすのも、身が引き裂かれるような痛みがあります(離婚をすれば息子はどちらかとしか一緒に暮らせない。彼の気持ちを考えたら妻と一緒に暮らす方が彼の精神にもいいだろうと思っていた)。


でも僕は息子の父親であることには変わりはありませんし、妻とは夫婦ではなくなりますが、息子の父親・母親である関係性はなくならないと思っています。

 

息子は今小学6年生です。4月からは中学生になります。この1~3月で話し合いができれば、4月からは3人が新しい人生のスタートができると思うのですが、妻と話し合いをすることはできないのですか?


ここまでをM弁護士に伝えた。

決して虚勢ではなく、本心である。

 

妻の性格もよく知っているし、結婚生活のここ数年は彼女からは私に対する愛情は感じられなくなっていた。

 

M弁護士は簡単にこう言った

「奥さんとの話し合いはできません」

 

妻に僕の気持ちを伝えることなくそう言った。

M弁護士が裁判所で仕事をしたかっただけなのか、妻が裁判所での調停をしたかったのか。
真意は2026年の今もわからないままだ。