こんにちは。占星哲学研究家/起業コンサルタントの平愛です。

 

単発コンサルを行う上で、

みなさんの要望が基本的には 言語化 なのもあって

コピーを作ったり、文章のライティングをしていることが多いこの頃です。

 

まだ数例ですが、これまで、そのまま採用いただいているので、

コピーライターというものに、なった~!と言えるのでしょうか☆ 

 

 

ひゃ、うれしいドキドキ(単純) 

 

 

ビジネスを始めてから

セールスコピーライティングとかキャッチコピーとか文章術とか

たくさんのビジネス実用書を読みましたし、LP(宣伝と申し込みページのことです)の作り方も学びました。

 

けれども、それを踏まえた上ですが

 

結局、自己流に近いですね、わたしの場合・・・

 

 

なので、現在のビジネス界で、商品を売るための、プロのライター職を目指している方は

どうか読まないでください(笑)! 

ただの生意気な奴だと思ってくださいましたら幸いです笑

 

 

小さい時から、本の虫で、同時に、言葉を扱うのが好きで得意でした。

  

言葉を扱う職業として憧れていた物語作家、歌人と経験して

ビジネスをしてみれば、そこにはライティングなるものがあるわけなんです。 

コピーライターにも憧れていましたね。

 

ちなみに今のところ、短歌とビジネスのライティングは真逆だと言われています!。

まあそもそも、視点も目的も、まったく違うんだから当たり前ですね。その違いを知っているのは重要なことです。 

 

 

それで、わたしがライティングを仕事にしだした経緯なのですが

ビジネスのライティングは実際には経験が浅いのですけれど(そもそもビジネス始めてまだ3年なので) 

 

自分のサービスについてはもちろんですが、 

わたしが気に入っている他者のサービスを売る宣伝文を書いたり

サービスの感想をSNSで述べたりしていたら

 

なんと

「愛さんの言葉のセンスがすごい良い!」

「めっちゃ響いた!」

「宣伝がめちゃくちゃうまい!!」

「これまでHPをプロにお願いしたりしていたけど、正直あなたの表現力がピカイチ!」

と、それも一般の方ではなく、長くやっている個人事業主さん、コンサルタント経験もある事業主さんや経営者さんに

言われるようになったのです。 

  

 

ぬおおおお!ありがとうございます!照れと照れながら、

はじめて、もしかしてここは自信持ってやっていいところ!? と意識した時でした。

 

それで、わたしの瞬発力、セッション経験値を活かして、言語に落としこむサービスを

開始してみました。

 

 

さて、そんな経緯ですが、ライティングについては思うところがあります。

 

言葉とは、そもそも意味するところをより具体化して、くっきり形作るものです。

しっくりくる言葉を言い当てることは、漠然としたものに、明確なイメージを与えることになります。

 

 

哲学でも言葉とは何か、という授業があって、詳細や専門用語は省きますが

ざっくりいうと、言葉とは、意味を囲っていくもの、制限をつけていくもの と学びました。

 

たとえば犬という言葉があって、さらにチワワと言えば、

いろんな犬の中でも、あの洋犬で小さくて目が零れ落ちそうにウルウルしている犬種に限定できるわけなんです。

 

だから、言葉は、増えれば増えるほど、世界を区切って囲っていくことになるんですね。

うん、これは正しいとは思います。 

 

 

でもでもでも!

 

言葉とは「単語」だけではない。

単語は、特定の意味を結び付けるものだけど

言葉というものは、そうではない。 

 

 

たとえば和歌や現代短歌、物語は

ただ単語を機械的に繋いでいるわけじゃない。

 

短歌は特に31音しかないけれど、重ね合わせた意味、音としての響き、音の意味、

それらを編んで、情景と心情など、たんなる単語の意味じゃないものを意味することができる。

 

音そのものと、音以外の、”あいだ”とか”余白”のところにさえ、意味がある。

 

それが言葉の本当の力だと思っています。日本語の力じゃないかな。

 

 

特に、AIが進化して、論文やLPも作ってしまえるような時代ですから

ただ”単語”や”正しい文章”を並べるだけだったら、AIに敵わないでしょうね。

 

 

でも、言葉の本当の力はそこじゃない、と、どうしてもわたしは言いたい笑



だから、セッション後にわたしがお渡しする言葉は、ただイメージを結び付ける、収束するものじゃなくて

同時にそこから物語のように広がっていくものにしています。 
 


言葉が、ネーミングというのか、ただの記号・符号扱いなんて、寂しすぎる。 
言葉って、抽象度を下げるだけの、そんな陳腐なものじゃないんだよ。 

空間に響きわたっていくものじゃなきゃ、発する意味がない。 

 

 

そして、ビジネスでも個々のストーリーの時代が来ると言われています。(もう来ていますかね) 

 

AIで作れそうなLPは、情報確認のために一応読むかもしれないけれど  

生身の人間からほとばしった言葉の方が、きっと力があるよ。エネルギーが伝わるよ。 

 

 

そんなわけで

これからのビジネスのライティングは、短歌と真逆なのじゃなくて

むしろ短歌や物語のようであることが求められるんじゃないかな!と思っています。

 

語彙量じゃなくて、表現力が大切になるということでしょうね^^ 

 

ビジネス書を読むより、小説を読んだり、短歌を作ったりする方が豊かになれる時代になる気がしています!

  

 

コンサルでお渡しする言葉は、わたしの好みはやはりどうしても反映されてしまうと思いますが

お客様の性質、印象にマッチした言葉を選んでいます^^ 

 

必要な方に届きますように。

 

 

平愛