自分史の続きです。

 
さて、入れた大学も、学びたい分野の志望校ではあったので、楽しみにしていました。
 
キャンパスライフ、そこで出会った友達は、これまでとはタイプが違う華やかな子達でした。
なんと、出席番号の関係から、流れに流れて、地味で真面目でおしゃれを知らないわたしが、”可愛いイケてる子グループ”に入ってしまったのです!
 
大学生というのもあって、さすがのわたしもおしゃれに目覚めたところだったので、そのグループの子達に遅れまいと、必死でした。
この頃、一番派手に買い物していました。(かなりバイトで稼いでいましたが!)
 
けれど、いくら頑張って、可愛いと言われたり、モデル体型と言われたりしても、根底にあるのは自己否定でした。
 
小さい頃からの、お前はブスだ、の呪い。
どうやっても元々の造りがいいあの子達には敵わない。
わたしだけブスだと笑われるんじゃないか、なんでブスが混じっているんだと言われそうで、いつも、芸能人みたいに見映えのする子たちに囲まれているだけで、ものすごく怖かったです。
 
さらに、わたしは、たわいないおしゃべりに、あまり価値を見いだせない性格でした。(たまには楽しいけどね。)
 
本当は”まじめな子グループ”のようにしっかり勉強したり、夢や将来の仕事のことを話したかった。
 
でも、憧れの華やかな子達はそんな暑苦しいことを好まない。ダイエットや恋愛の話で過ごすんだ、と、必死で合わせようとしました。やってみたかったサークルも誘ってみて”え、嫌だ”という一言で自分も辞めました。
こういう人がモテる、好かれる、成功する、だからこれがロールモデルにすべきものだと、信じていました。
 
周囲との違いと、これまでの疲れから、わたしの心はついに決壊しました。病んだ、19才でした。
 
そうして、当時、一般家庭に普及し始めたパソコンが我が家にもあったので、
HTML言語を勉強してホームページを作ったりして、学外の、インターネットの中の交流に精を出すようになりました。
 
その後、なんとか日常生活には戻れても、わたしのなかでは、元のレールには戻れず、なんとか卒業はしたけれど、就職氷河期のあおりもあって就職もままならず。
 
端から見れば、十分なレベルの学校に通い、華やかに過ごして、卒業。ここまで体裁は完璧でした。
でも卒業したわたしは、所属する場所もなく、アイデンティティも空っぽでした。
 
今なら、学校がダメなら学校外で習い事をすればよかった、とか、わたしには目標が大事、とか、自分の好きにする、ということが分かるのですが、自分で自分を否定していた為、何も分からなくなっていました。
 
体裁も失って、完全に人生の迷子になってしまったんです。
 
 
だからね。
 
もし、今そういうひとがいたら、
これをもし読んでいたら
 
誰かと同じじゃなくて
あなただけの人生を歩む決意を持ってほしい。
 
あなたが一番、あなたを大切にしてほしい。
 
あなたの心の声を
小さな、やりたいことを
かき消さないで、叶えてほしい。
 
誰かと同じじゃない
あなただけが
叶えられる夢を叶える人生を
 
生きてほしい。
 
サポートしてくれる人は
理解してくれる人は
必ずいるから。必ず出会うから。
 
奇跡のように思うかもしれないけど、
 
本当かな?と思ったら
どうか続きを読んでくださいね。
 
真っ暗なわたしが、どうやってここまで来たか。
 
今ね、素晴らしい友達もたくさんいて、志を共にする仲間もいて、家族もいて
真っ暗時代のわたしからすれば”夢のような場所”にいます。
 
あなたも、大丈夫だよ。
 
藍葉おと
 
↓Instagram わたしの好きなものをたくさん紹介しています。
  パステルアートヒーリングの新作もいち早く掲載