15年間続けてきた、富士夢祭りを解散します!
※上記の内容と同じものが、下記に書かれています。
(スマホなどで画面が小さい方のために)
2020年8月25日(旧暦の七夕)
富士夢祭りは、中止いたします。
一つ目の理由は、コロナです。
静岡・山梨県の登山道では、多くの山小屋の閉鎖が決定し、宿泊ができないためです。
二つ目の理由は、富士夢祭りを「進化」させるためです。
富士山の頂上に願いを届けることは、戦国時代からずっと続いている大切な祭りです。
江戸時代では、コレラなどのウイルスで、10万人近くの人々が亡くなったそうです。
その時の旧暦の七夕には、より多くの人たちが、富士山に願いを届けていました。
本来、七夕祭りとは、
絶望が大きければ大きいほど、人々の希望は、より大きく膨れ上がるものでした。
だからこそ…、
何年もかけて感じてきたことなのですが、
今、このタイミングで、
『富士夢祭り』を解散します!
一人ひとりに、愛ある夢を聞き続けることは、僕らにとって、永遠に終わることはありませんが、
夢ハンカチを使って活動してきた『富士夢祭り』は、ここで、ひとくくりにします。
富士夢祭りとは、2005年、秘密基地『レトロタイムマシン』という店から始まった物語。
その店のオーナーだった僕は、世界をおもしろくするために、自分自身をもっと楽しむために、
一人ひとりに夢を聞き続け、どうせならと、夢ハンカチを無料にして世界中に配り続けた。
これまでの15年間で、僕らは「夢の秘密」をたくさん知りました。
そして、世界中から羽ばたいて戻ってきた23万枚のバラバラだった夢たちは、
ひとつの大きな『偉大なるビジョン』となって、
「今こそ、このでっかな希望を、地球のみんな一人ひとりに伝えてほしい」と言ってくれました。
僕らは、ここで、この『偉大なるビジョン』を様々な形にし、地球のみんなに届けていきます。
そして、より自由に、銀河レベルで、地球のみんなとたのしいことをする。
この星をひらく。どうせなら、思いっきり銀河レベルで、この星と遊ぶ!
富士夢祭りよ、
今まで、いっぱい遊んでくれて、ありがとう。
あなたのおかげで、僕が僕になれた。
富士夢祭りは、僕らの大切な宝物。
だから、今ここで、宇宙に、富士夢祭りを解き放とう。
これは、もう、解散なんかというものではない。
これは、夢ハンカチに愛ある夢を描き続けた、僕ら自身の「解放」宣言だ。
芸術家 大志