1-1.スピリチュアルとは何か | ビジネスに使えるスピリチュアルの専門家 吉武大輔 official Blig

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ビジネスに使えるスピリチュアルの専門家の吉武大輔です。現実的な成果を生み出す経営戦略と、精神的な豊かさや本質を追求するスピリチュアリティの両方をバランスよく統合したメッセージをお伝えしています。

 

 

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

 

「ビジネスに使えるスピリチュアルの専門家」吉武大輔です。

 

 

今日は、「スピリチュアルとは何か」について考察していきたいと思います。

 

 

もともとスピリチュアルとは、ラテン語の「spiritus」に由来するキリスト教用語で

 

霊的であること、霊魂に関すること、として定義されています。

 

 

日本では、目に見えない世界に関する事を「精神世界」と呼んでいましたが

 

精神世界という言葉は、どちらかといえば、

 

オカルトや超能力、宗教的、男性的な意味合いが強い印象でした。

 

 

そこに、「スピリチュアル」という言葉がアメリカから入ってきたことで

 

スピリチュアルブームが起き、江原さんや美輪さんの活躍を筆頭に、

 

オーラ、リーディング、ヒーリングなどのカタカナ用語中心の

 

女性的なものとして生まれ変わりました。

 

 

その結果、スピリチュアル市場の大半は女性が占めており

 

「占い、美容、健康、統合医療、癒し、ファッション、エンターテイメント」など

 

様々な分野に浸透していきました。

 

 

 

スピリチュアルという言葉が流行る前の精神世界への印象から

 

スピリチュアル=怪しいという構図がまだ残っていますが、

 

本来、スピリチュアルとは、

 

「愛についての学び」であると考えています。

 

 

・自分を愛すること

 

・他者を愛すること

 

・自然を愛すること

 

・自分にまつわるすべてのものを慈しみ、大切にすること

 

 

そんなシンプルで、とても大切なものであるにも関わらず

 

「愛」という言葉を日常で使わなくなった私たちは

 

無自覚に愛を求めながらも、愛を遠ざけ続ける生き方をしています。

 

 

これらは、私たちの多くが

 

愛について、深く学び、理解し、体感する機会がほとんどないことも関係していると思います。

 

 

子どもの頃、愛について体系的に学んだ機会がみなさんにはありますか?

 

 

本来は、家庭を中心に、両親や祖父母から愛を学び

 

兄弟や親友から愛を学び、先輩や後輩関係から愛を学んでいるはずが

 

幼少期に十分な愛を感じ取れないまま、大人になった人たちが

 

その頃の欠乏感を取り戻そうと、スピリチュアルに必要以上にハマってしまうことが

 

スピリチュアルに関する嫌悪感を抱かせる要因になっているように思います。

 

 

また諸外国では、宗教を通じて愛を学ぶことが多いのですが

 

宗教に対するネガティブなイメージを受け付けられた日本人は

 

「神」という存在をできるだけ避けるようになってしまいました。

 

 

 

宗教=洗脳という構造も刷り込まれ、

 

神(目に見えない存在)の話をする人=洗脳されている人=関わりたくない人

 

というようになっています。

 

 

ですが、目に見えない存在を大切にしながら

 

日々の暮らしに当たり前に取り入れていた民族がいます。

 

それが、私たち日本人です。

 

 

例えば、日本人の多くが行う「初詣」のことを

 

スピリチュアルだと言う人はあまりいませんが、

 

「特定の神社に行ってお祈りをする」ことは、スピリチュアルだと言われます。

 

 

「お天道様がいつも見ているよ」という言葉は聞き入れることができたとしても

 

「神様はいつもあなたを愛しているよ」という言葉は聞き入れ難いかもしれません。

 

 

 

スピリチュアルや目に見えない世界には、非常に曖昧な境界線や

 

矛盾したもののみかたがあるのですが

 

私たちの多くは、自分たちの抱える矛盾に向き合うよりも

 

「スピリチュアル=怪しい」で終わらせてしまうことを選んでいるかもしれません。

 

 

 

スピリチュアルと宗教は混同されることも多いですが、

 

その違いについても少し触れておきましょう。

 

 

個人的に宗教とは、「答えを与えるもの」だと思っています。

 

こうしたらいい、こうしてはいけない、教祖や経典がこう述べている

 

という指針や方針、ルールなどを教えられてそれに沿った生き方をするのが宗教です。

 

 

一方でスピリチュアルは、「問いを与えるもの」だと思っています。

 

この世界はこんな風にできた、神様はこんなことを考えている

 

人間はなぜ生まれて、なぜ死ぬのか。

 

本来、答えが出せないはずの事柄に関する答えがあまた述べられており

 

それらを通じて、「自分がどう生きるのか」を問われるものがスピリチュアルです。

 

 

もちろん、すべての宗教がそうではありませんし、

 

宗教の本質も、本来スピリチュアルと同じく

 

「人として、どう生きるか」を問うものであると思っていますが

 

ここでは、「〜しなければならない。〜は許されない」という「制限」が

 

あるものに対して、言及しています。

 

 

 

様々な素晴らしい教えや考え方に触れたとき

 

ただ盲目的にそれらを信じるだけでなく(もちろん信じることは大切)

 

それらに触れた自分がどう生きるかを考えることにこそ、本質があると考えています。

 

 

 

スピリチュアルとは、愛についての学びであり

 

愛についての学びとは、「自分がどう生きるのか」という

 

一生涯かけて探求する問いでもあります。

 

 

 

ですが、これも一側面でしかありません。

 

スピリチュアルや目に見えない世界に正解はありません。

 

 

それぞれがどう感じ、何を見聞きし、どう生きるのか。

 

そこにスピリチュアルの本質があると思っています。

 

正解を求めるのではなく、自分自身に問い続けながら生きていくこと。

 

その姿勢を忘れずに、自分もブログを書き続けたいと思います。

 

 

またこれからの時代においては、

 

既存のスピリチュアルの概念では、説明&到達できない

 

新しい領域での生き方やあり方が始まっているように感じています。

 

 

スピリチュアルに変わる新しい言葉を言語化できるまでは

 

対外的にスピリチュアルという言葉で進めていきますが

 

書籍を完成させるまでに、何らかの言葉を生み出したいと思っていますので

 

どうぞ皆様もアイデアやインスピレーションがありましたらご連絡ください^^


 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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吉武大輔