人は、本当に弱い。
だから、美しい。
美しさは、絶望の中にある。
孤独や恐れに苛まれながら
それでも、愛そうと
自分を愛そうと
相手を愛そうと
世界を愛そうとする人だけが
本当の愛を経験する。
人は、闇以上に、光を恐れる。
自分の身近な人が、一生懸命愛に生きようとすると
その人の光が眩しくて
身近で大切なその人を、上に見たり、下に見たり
否定したり、時に受け入れようとしながら
心のどこかでは、自分の弱さと向き合えていない自分を知っているあなたも
もう、その人みたいに生きてもいいんじゃないかな。
あなたは、本当はその人のことを、愛しているよね？
わしも何度も何度も、そんな孤独と絶望を経て
たくさんの人の期待と投影を受けながら、今の境地に至ったから
今はもう、自分が孤独だとは思わない。
今は、そんな自分の孤独に耐えきれない人たちを
自分のことを否定や批判して、理解してくれない人たちを
全身全霊で抱きしめたい。
前までは、そんな人たちを見返すために
自分の正当性を証明するために、がんばっていた。
「自分を理解できない相手が間違っている」という小さなエゴが
潜んでいたことにも気づかなかったし
それのどこがダメなんだ、って思っていたと思う。
人生っていうのは、
どこまでいっても、自分自身への愛が試される。
自分を愛せたぶんだけ、人を愛せるようになる。
大丈夫。
わしは、世界中のすべての人があなたを嫌いになっても
あなたのことが好きじゃけんね。
あなたの本当の姿を、
勘違いされていると感じるのなら
笑顔でもっと自分を磨いていこう。
本当のあなたは、周りが思うようなあなたじゃないと思っていても
周りがあなたの本当の姿を見てくれないなら
それは、周りが悪いんじゃなくて
もっともっと、あなたがあなたのことを愛せるってことだと思うよ。
自分の臆病さが、相手を臆病にしているんだよ。
自分のジャッジが、相手をジャッジする人にしているんだよ。
自分の弱さが、相手を弱くしているんだよ。
まずは、あなた（自分）から始めよう。
目の前に現れるあなたにとって苦しい人は、
あなた以上に苦しみながら、あなたを愛するために
あなたにとって一番大切な役割を演じてくれている。
頑張れって言いたいんじゃないんだよ。
もっと楽に、自然に、自分のことを愛していけばいいさ。
そのために、
「誰かを愛することでしか、本当の自分を愛することはできない」
っていう、ちょっと矛盾に聞こえるこの星の仕組みに、少しでも早く気づけるといいね。
そして、次はあなたが、あなたの生き方を通じて
周りの人が、少しでも生きやすくなるように
あなたの命をちょこっとでいいから、使ってみてほしい。
愛しいこの星で
小さいときは、生まれた意味や幸せってなんだろう？って考えたけど、
大きくなって、そういうことも考えなくなって
毎日が繰り返しになったときから
あなたは、あなたの命の力を使わなくなってしまった。
それでも、あなたはいつでも愛されている。
だから、何かのきっかけや、偶然に見える出来事が
何度でも、あなたを、あなた本来の人生の方向へと進ませる。
天っていうのは、肉体を持ってないから
誰かを通じて、何かを通じて
いつも、いつも
「あなたを愛している」と
「あなたを見守っている」と
「あなたとの約束を覚えているよ」って
メッセージを送っている。
忘れたなら、何度でも思い出そう。
何回忘れても、何度引き離されても
縁という見えない絆が、感覚が、想いが
必要な人たちを、紡ぎ続ける。
あなたなら、だいじょうぶ。
わしらなら、だいじょうぶ。
さ、心の世界に触れたら
現実世界で、しっかり生きてこう。
まずは、今の仕事、今の人間関係、今の経済状況
今ここ、与えられたところから
小さく、丁寧に、はじめていこう。
きっと、あなたはもう分かってるよね。
また、すぐに会おう＾＾