みたいもの

みたいなもの

言葉は越えられない

そんな坂を

視線は越える

足元に咲く花にまで届きそうなくらい息を吸い込んだ視線は

坂を駆け上がった


視線が混ざりあう時

心が見える

視線をそらした時

心は繋いだ手を離す

いつまでもじっと見つめる恋の話を

柔らかい布で包み込むように大切にしたい


視力が上がったとしたら

見えるようで見えない

形が読めない君の心が見たい


それが
今の私には

見たいもの

みたいなもの