酔い醒めのような仕事終わり

自転車の鍵を開ける直前

すれ違う視線の中に君を見た

心のガラスを驚かしながら

いろんなことが記憶の海を泳いだ

声をかけたかったが

カシャン

という自転車の鍵が開いた音が

今を呼び

振り返らない背中を振り返らずに

懐かしい何かを懐かしがらずに

帰りました