はるか遠くで生まれた風が届いた

風のことは風がやるのだろう

生まれたままなのか
途中で姿を変えたのか

どちらにせよ

届くまで伸びてくる

夢の川をいつもただ忙しく

小さな子供の夢が鼓動を止めないように

揺らし続ける

記憶の耳に焼き付いて
消えることのない

懐かしい人の声のよう

想い出の本棚をかたしながら

私のことは私がやるのだろう