夜を曲がるとそこにはいつも扉がありました

いくつもの扉をくぐってきた私は

指先で拭き取れそうなことや

あまりの高さに座り込んでしまったことを

繰り返し

また

夜を曲がり
扉の前に立ってる

今日から明日に変わる

時間の川を泳いで一回りするような

昨日の中の今日が見たような

父と母に

寝る時におやすみなさいと言い
起きた時におはようと言い

大人は寝ないのではないか

と思っていた幼い頃から繰り返してきた

今日の下流に立ち
明日の上流に立つ

そんな気がするこんな時間だった