発熱外来まで行く。

喉は痛いし、声は掠れてるのに

近所の発熱外来は、先生不在とか

予約いっぱいで、断られ。何軒電話したことか。

少し離れたクリニックへ電話すると

優しい男性が『今空いてるからすぐ来ますか?』

って、神の声か?と思ったので、速攻予約。


クリニックは、会社から歩いて3分という

便利な場所で、ラッキー

到着すると、優しそうな先生がお出迎え

え?先生自らお出迎え??

どういうクリニック??

スタッフと最低限の接触をと、お考えなのかしら?

先生から言われた通り、問診票を書く。

呼ばれて、診察へ


『熱はありましたか?』


「いいえ、昨夜も起床時も、熱は36度台でした」


『今から測ってみましょうか?』


「ピピピ!先生37.5あります!」


『間違いなく陽性だと思うけど

 さて、検査だけどねPCRだと結果待ち

 数日かかるんだよね。

 抗原検査なら、この場で分かるし

 数日待つか?抗原検査するか?どっち希望?』


「すみません、結構体きつくて

 頭が働かないので、

 先生のご判断にお任せします」


抗原検査決定!!



その場で、気持ち悪いけど頑張って!と言われ

あの細長い綿棒を、鼻の奥に

※この時、マスクをずらしてと言われ

 緊張のあまり、口の下まで降ろしたり

 鼻の上まで戻したりを繰り返して

 先生に笑われて、落ち着いてと言われた(爆笑)


検査終わって、先生がさっさと何かしてる模様

みなし陽性って診断もできるけど···と言われつつ

待つこと10秒もなかった


『はい、すぐに陽性出たから決定です!

   不安だろうけど、ここ数日は熱も高くなるよ

   陽性の結果を保健所に届けるので、

   メールを待っててね。

   さて、この結果は記念に持って帰る?』


なんて、面白い先生なんだ?

頼もしいというか、内科をここに変えようって

思ったのでした。


「はい、記念に下さい」



風邪薬など処方されて、またまた最後は

先生のお見送り〜笑い泣き


さて、ここから闘病が始まる。

この日、ニュースで

本日の感染者数の発表を聞いて

この中の一人が、あたしか…と

笑ったのでした。