去年の11月30日から12月7日まで、バセドウ病で内視鏡下甲状腺準全摘術を受けるために入院しました。
その記録です。
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目がさめると、手術室の中。
『しゃべってみる?』『深呼吸してみて』と言われたような…。
かなり記憶は曖昧です。
声を出したら、『よし、声出ました!』と先生が言った記憶がある。
そのあと、再び眠りに。
次に意識があるのは、手術部から出て、母と旦那さんが待つ手術部前のロビーに着いたところ。
母の声がするけど、目を開けることは出来なかった。
そのまま病室へ運ばれ、病室のベッドに移される。
酸素マスクは付けたまま。
「酸素2時間」と看護師さん同士の声が聞こえる。
まだ目を開くことができない。
だいぶ経ってから意識がはっきりしてきて、旦那さんから『きれいにとれた、神経はさわってない』と聞かされた。
旦那さんと母は、手術後すぐ、先生から説明を受けていました。
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旦那さんのメモ帳に書かれていた内容。
12:45 手術部へ入室
16:20 説明室にて説明15分程度
左右ともに準全摘完了。
切除した甲状腺見る。
左右とも4cm×2cmぐらい。
右が少し大きかった。
副甲状腺は残した。
神経等も損傷ないと思う。
大きくなかったので順調に進んだ。
あとは縫合して40分位で麻酔醒める。
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私は摘出した甲状腺を見ることはありませんでしたが、旦那さんと母は実物をみたそうです。
甲状腺は血管がたくさん走っている臓器だからか、赤く見えたそうです。
卵管手術の時は、退院後に手術のDVDを見たけど、今回はそういったものはありませんでした。
まぁ、見ない方がいいかな(^^ゞ
母はポメラニアンももちゃんを家に置いてきているため、少ししたら帰って行った。
旦那さんはベッド横の椅子に腰かけ、マンガを読み始めた。
そのうちイビキをかいて眠り始めた。
睡眠時無呼吸症候群の旦那さんのイビキは、尋常じゃありません(^^ゞ
4人部屋のため周りの方に迷惑がかかるので、身動きとれない&声はほとんど出なかったど、なんとか起こして帰ってもらいました。
最近旦那さんが、あの時は心配で前日から眠っていなかったと言っていました。
緊張の糸が切れて、眠っちゃったそうです。
病院まで遠いのに前日も手術説明で夜遅くまで病院にいたし、運転の疲れもあったんだと思います。
ありがとう。
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右目が開かないことには夜のうちに気付いていて、片目で物を見ていました。
私は偏頭痛やめまいがひどい時、片目で物を見ていることがよくあるので、この時はまだ麻酔で意識が朦朧としていることと、熱があり頭痛もしていたので、そのためだと思い込んでいました。
麻酔が切れてきた頃に、看護師さんが来て痛みどめの座薬を入れてくれました。
熱が37.6度で汗をかいていたため、氷枕も用意してくれました。
一晩の間に看護師さんが4回ぐらいやってきました。
点滴の交換やチェックなどの他、抱きかかえて身体を傾け、圧を分散させるように背中を強くなでてくれました。
手術した日の夜は、全く寝返りを打つことが出来ないため腰の痛みがすごくて、手術の傷の痛みとともにいつも長い夜になります。
これまで心臓手術や心臓カテーテル、卵管手術などで何度か経験していますが、初めて腰の痛みに悩まされないですみました。