昨日は、父の日。


プレゼントを渡しに、夫婦で私の実家に行ってきました。


父は4月に倒れて以来、通院しながら自宅療養していますが、来月には仕事復帰できそうです。


プレゼントのポロシャツを喜んでくれました。


そして母と二人きりになった時に、母から里親になる気はないか聞かれました。

治療がうまくいかない中で、里親になった方の経験談を読ませていただいたり、最後の選択肢として考えていた時期があります。


でも、今はその気は無いと答えました。


子供を迎える夫婦の環境に厳しい条件があったり、里親への道のりも大変なものです。


命を預かるわけだから、大きな責任があります。

私たち夫婦は病気がちなので、子供を迎える資格は無いなと思うようになり、だいぶ前に選択肢から消えていました。


あと、子供が3人いる友達が、代理母か卵子提供してあげたいと去年から何度も言ってくれます。


日本で出来ないのか調べてくれたりもしたみたいです。


何をどう頑張っても授からない今、子供を迎えたり第三者の力を借りて母親になることに、魅力はあります。


甘い考えではいけないけれど、きっと母性本能は満たされるだろうし、幸せを感じることもできると思います。


でも、これまで移植した受精卵の写真を見ると、我が子なんだなぁと愛おしく思えるんです。


今はもう生きていないし、笑ったり甘えたりもしてはくれないけど、私たちにとっての我が子は、あの子達です。


もちろん、あと1年半治療をして、笑ったり甘えたりしてくれる我が子にも会えるのがベストですが(^^ゞ


里親を勧めてくれた母の気持ちも考えながら、残りの治療を頑張りたいと思います。