去年の11月30日から12月7日まで、バセドウ病で内視鏡下甲状腺準全摘術を受けるために入院しました。
その記録です。
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夕方、看護師さんが甲状腺手術を受ける人用のスケジュール表を持ってこられました。
それを見ながら説明してくださいました。
あわせてT字帯などの持ち物チェック。
退院後手術痕に貼るテープを退院までに売店で購入するように言われる。
内視鏡手術なので手術痕は大きくないけど、ケロイド体質などの場合は手術痕の皮膚が盛り上がることを防げるので使った方が良いという説明でした。
ケロイド体質ですと看護師さんに告げると見せるように言われ、心臓の手術痕を見せる。
『確かにそうだね。テープをした方がいいね。』とおっしゃっていました。
●18:00
同じ階の病棟で動ける患者さんが食堂に集まり夕食。
写真は無理でした(^^ゞ
●19:30
普段診察してくれる①番先生が挨拶に来てくれた。
(先生がたくさんいらっしゃるので、おおまかな年齢順に①番先生、②番先生って感じで書かせてもらいます。)
バセドウ病を発症してからの体重増減について確認。
夏はいつも1ヶ月で6kgや5kg自然に落ちると伝えました。(冬のとの差は大体10kg)
家族同席での手術説明は翌日夕方に決まる。
その後、②番先生と③番先生も挨拶に来てくれた。
②番先生が、『早く帰りたいよね。早く帰れるように頑張りますので。』と言ってくれた。
頑張りましょうではなく、頑張りますと言ってくれたことに驚き、嬉しかった。
どうやら、執刀は②番先生のよう。
③番先生が右首が腫れていると言って、触診してくれた。
CTではそんなになかったが右が明らかに腫れているとのこと。
②番先生がヨードを飲んでるから固くなってるかもとおっしゃっていました。
確かに、ヨード(ルゴール液)を飲み始めてから、首の圧迫感が余計強くなった気がしていた。
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夜になり落ち着いたので、同じ階で電話してもいい場所に指定されている手術部前の待合所へ。
入院のために遠い大学病院まで送ってきてくれた母にお礼の電話。
何気ないことを話していたら、突然母が泣いた。
すぐに泣きやんだけど、心をギュッとつかまれたように悲しくなった。
今回母は、手術することを強くすすめました。
私が数年前からバセドウ病の症状で悩んでいるのを見ていて、それが解消されるなら受けるべきと言っていました。
合併症のリスクや逆に低下症になってしまうことを話すと、そんなこと言ってたら何もできないと怒られた。
そのため、手術することに対して、母に心配をかけているという意識が私には欠けていた。
私が子供の頃に心臓手術した時、母は心労で頭全体が一気に白髪だらけになり、円形脱毛症になっていた。
この時母は今の私よりも年下の32歳でしたが、後ろ姿はおばあちゃんにしか見えなかった。
私はこの年になっても心配ばかりかけて、何やってるんだろう。
かける言葉がみつかりませんでした。
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9時に消灯。
緊張したり悩みごとがあると、頭や首、目などが痛くて眠れなくなります。
しかも、人と同じ空間で眠るのが苦手。
各病室のドアは開いたままなので、他の部屋の患者さんが苦しくて叫ぶ声なども聞こえてくる。
あまり眠れずに朝を迎えました。