今朝は6時過ぎに家を出て、不妊クリニックへ向かいました。


昨晩から雨風が強くて心配でしたが、路面凍結などもなく、無事に到着。


8時に受付し、同意書、基礎体温表などを提出。


8時20分ぐらいに麻酔が効きやすくなる注射を肩にしてもらいました。


8時半頃には手術着に着替えて準備万端。


看護師さんが迎えにきたので、帽子に髪の毛を入れ、手の消毒をしてもらい手術室へ。


『今回は全凍結し、次は凍結胚移植ね。数があればの話だけどね。』と看護師さんに確認されました。


そして、培養士さんにも『今回は顕微授精で間違いありませんね』と確認された。


その間、消毒や点滴、心電計、酸素等を測る機械を指につけたりしてもらいました。


点滴は、先日の採血で腕がすごい見た目になってるので大丈夫かなぁと心配されましたが、痛みのない部分を捜しながら一発で刺してくれました。


手術の時って、気道を確保するためか首の下に枕を入れて首を反らす形になります。


甲状腺手術のあと、首を動かすことが難しく、今でも痛みがあるので心配していましたが、なんとか頑張りました。


★★★★★


このあたりで酸素マスクをはめてもらいました。


酸素マスク、苦しいのであまり好きではありません。


子供の頃は自分で酸素マスクを取ってしまい、よく怒られてました。


準備が整い、看護師さんが『A先生に採卵お願いします』と電話。


両足に袋もかぶせられ、いよいよだーと緊張。


先生の入室とともに酸素マスクから匂いのするものが流れてきて、点滴にも麻酔が入れられた様子。


A先生が消毒を始めた。


看護師さんに『まだわかる~?』と聞かれ、うなづく。


酸素マスクの中でうまく呼吸が出来なくなってきて苦しい。


『深呼吸して』という看護師さんの声が聞こえたが、無理。


そのうち、意識がなくなった。


★★★★★


採卵している夢を見ていた。


夢だったのか、それとも途中で少し意識があったのか。


前の病院の麻酔は、こわい幻覚を見たりして辛かったので、今のクリニックの麻酔は負担がなくて嬉しい。


意識が戻った時、A先生と看護師さんの会話が耳に入ってきた。


看護師さん『採卵したんですか?』


A先生『採ったけど、分割できるかは別の話。ゾンデは入ったことは入ったけど、途中でひっかかった。』


このあたりで先生たぶん立ち去る。


看護師さん『ET(移植)前に○○やった方がいいかな~?』


腹部エコーをされる。


カルテを見て、『前屈とは書いてあるけど』ともう一人の看護師さん。


なんかちょっと、不吉な会話で目が覚めてしまった。


★★★★★


どうやら、移植の時にチューブが入るかどうかの確認のため、ゾンデ診というのをやったみたい。


私は、子宮鏡検査、人工授精や移植の時などに、器具がなかなか子宮に入らない。


前の病院では、『子宮が片側に寄っている』と言われ、今のクリニックで卵管切断の手術の時はA先生が『前屈か、後屈か』と独り言を言っていた。


すっかり子宮後屈だと思っていたけど、看護師さん同士の会話によると前屈が正しいらしい。


私は移植時に子宮をつまんで引っ張るため出血する。


出血は着床に向けてのマイナスポイントだし、やっぱり厳しそうだなと改めて思った。


意識もうろうとしている中、先生と看護師さんの会話を忘れないように、必死に頭を働かせた。


移植の話をしてるってことは、卵採れたんだよな?でも採れたけど分割できるかは別ってなんだー?と一生懸命考える。


このへんで看護師さんに声をかけられ、うなづく。


心電計をはずす時に、甲状腺の手術の傷にテープを貼っているのを、『これ何?と』聞かれた。


『甲状腺摘出を最近したので・・・。』となんとか声が出て答えた。


起こしてもらい、抱きかかえられるようにしてリカバリールームへ。


お腹が痛い。


出血が結構あったらしくガーゼが2枚入っているが、大量に出血した時はすぐに呼ぶように言われる。


入れ替わりで採卵2番目の人が手術室へ入って行った。


隣のベッドでは、人工授精してる人もいた。


点滴が終わったらブザーを鳴らしはずしてもらう。


50分タイマーがなったら、安静時間終わり。


トイレをすませて診察へ。


★★★★★


産婦人科の方の内診室へ通された。


看護師さんがガーゼを抜いてくれた。


そのあとA先生がやってきて、内診しながら説明してくれた。


『7個採れたけど、使える卵かどうかはやってみないとわかりません。2個はつぶれたような卵だった。』


うう・・・(涙)


2個はつぶれてるってことは、実質5個で考えた方がいいのかも。


『何度も刺したから、出血があるかも。痛みもあるだろう。今のところお腹の中の出血はそんなにない。元々全凍結の予定ね。内膜9.4mm。』


という感じでA先生の診察が終わりました。


★★★★★


続いて旦那さん同席で看護師さんとの打ち合わせ。


明日午前9時10分に授精確認の電話をする。


今ある凍結卵1個も3日目凍結なので、たぶんそれに合わせて3日目凍結を目指す。


胚盤胞で移植した方が妊娠しやすいけど、前回は9個採れて3個成熟卵で1個授精、廃棄をすすめられつつも3日目で凍結・・・。


今回は7個で、前回の結果を考えると5日目まで培養すれば全部ダメになる可能性が高いので3日目凍結になると思うとのことでした。


つぶれた卵2個も込みで7個だから、ますます厳しい。


卵を貯めてから移植だねとも言われたので、やっぱり3回続けて採卵になるかも。


★★★★★


お腹の痛みが結構あったので、打ち合わせのあとも安静時間を延長することに。


何時間でも休んでいいと言われけど、今日は移植の人も多いらしくベッドが埋まってたので、30分休んで帰りました。


具合が悪くなったら病院に引き返してきなさいと言われつつ、病院をあとにしました。


昼食後、立ち上がったら気分が悪くなり、しばらく吐き続ける。


病院戻るかどうか迷ったけど、病院まで40分ぐらいかかる距離まで移動してきてたのでそのまま帰りました。


午後3時に帰りついて、それからはゆっくり過ごしてます。


★★★★★



次のハードルは明日の授精確認。



顕微授精でも正常受精卵がなかなか作れないのが最大の悩み。


これまで3日目1個移植、5日目1個廃棄、3日目2個移植5日目1個廃棄、3日目1個凍結という成績なので、多くは望みません。



1個凍結できれば十分幸せ。


まずは明日、正常受精卵がありますように。


治療を再開し、採卵までこれたことに感謝します。