11月24日は、朝8時半ぐらいに大学病院へ到着。
実家から高速で2時間、母の運転で連れて行ってもらいました。
9時前に心臓血管内科で受付。
乳腺・内分泌外科からの紹介ということで、身長と体重測定のあと、看護師さんからの問診。
9歳の時に心臓の手術をしていること、術前検査ですでにレントゲンと心電図は検査済みなことなどを確認。
しばらく待って診察室へ。
付き添いがいれば一緒に入室して良いとのことで、母も一緒に中へ。
先生は電子カルテの甲状腺ホルモンの数値を見比べながら、『まだ数値が高いから、手術を検討しているところなんですね。』とおっしゃいました。
手術を1週間後に控えているんだけど、数値が高過ぎると手術できないので、なんだか不安に。
11月9日に検査した分でもやっぱりまだ数値が高いんだとショックでなぜか言いだせなかった。
問診は、心臓手術のことや3年前に心室性期外収縮という不整脈がひどくて循環器科に通ってたことなど。←この時すでにバセドウ病になってたらしい。
触診は、おなかを押さえたり、足の冷え、むくみ、甲状腺の腫れなどを確認してくれていました。
手術に向けての心機能検査と心臓手術のあとがどうなっているかを確認するためにエコーをしますとのことで、エコー室へ移動。
エコーは、検査技師さんが1時間近くかけてしてくれました。
シンチグラム検査の予約が10時半で時間を気にしてたのですが、9時半に入って終わったのが10時20分ぐらいでした。
シンチグラム検査を受けるため、あわててRIセンターというところへ移動。
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★シンチグラム検査★
放射線を発するRI(放射性同位元素=ラジオアイソトープ)剤を投与した際に体から放出される放射線を、シンチカメラという機械でとらえ、コンピューター処理して画像化する検査とのことです。
RI検査、シンチグラム、核医学検査、アイソトープ検査とも呼ばれており、体内での放射線の強さや時間的な変化、分布の様子を調べ、各臓器の形の変化と動きを知るための検査です。
★甲状腺シンチグラム★
食事などにより体内に入ったヨードは甲状腺に集まり、甲状腺ホルモンの合成に利用されます。
また、放射性ヨードも食物から取るヨードと同じように甲状腺に取り込まれます。
その特性を利用したのが、放射性ヨード甲状腺検査です。
伊藤病院 アイソトープ検査 が写真などもあり、わかりやすく説明されていました。
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放射性の薬などを扱っているため、RIセンターの中に入るにはインターホンで人を呼んで、診察券や書類などで確認してからでした。
看護師さんに連れられて処置室みたいなところへ。
看護師さんに名前と生年月日を告げてしばらく待っていると、検査技師さんと思われる男の人もやって来て、名前を確認。
目の前のテーブルには、薬が入った筒のようなものとお水の入ったコップ。
筒に入ったまま、オレンジの放射性ヨードカプセル2個が渡されました。
私は、カプセルを飲み込むのが苦手で、2個一緒にはどう考えても無理なので1個ずつ飲もうと左手へ出してみた。
すると、看護師さんと検査技師さんが『わー、触っちゃだめ!!』と大慌て。
今冷静に考えれば、放射性のカプセルだから手で触るのっていけないとわかるのですが、油断しました。
看護師さんに『カプセルに入ってるから大丈夫だと思うけど、石鹸で洗ってください』と言われ、見守られながら3回手を洗いました。
そんな危険なもん、飲み込んじゃうのか私は。(^_^;)
結局、カプセルをピンセットでつかんで、一つずつ口の中に入れてくれました。
口をあーんと開けて、なんかヒナになってエサをもらってる気分(笑)
この日はカプセルを飲むだけでした。
翌日、24時間後にどうなったかを検査します。
看護師さんに、ヨード限定食はこのまま明日の検査が終わるまで続けてくださいねと言われてあとにしました。
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再び心臓血管内科へ。
診察室へは再び母と一緒に入りました。
録画されたエコーの映像を見ながら、先生が心臓の機能について説明してくれました。
自分の心臓がぱくぱく動いているのを見ると、エコーとはいえ、ちょっと胸が苦しくなるなぁ。
私は9歳の時に右心房中隔欠損症という先天性の心臓病で手術しています。
母が言うには、心臓に穴が開いたところから肺への逆流が始まっていたので手術をしたらしいです。
今回、心機能は問題ないこと、そして心臓の手術で穴をふさいだところが白くなって見えていて、肺への逆流もなくきちんとふさがっていることが確認できたそうです。
白くなっている部分は、穴をふさいだパッチだそう。
エコーでみて、すごく不思議な気分でした。
手術OKをもらい、一安心。
母も心臓がちゃんと動いていると先生から聞き、安心できたようでした。
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母と大学病院内で昼食。
ヨード限定食のため、食堂と喫茶店のメニューを見比べ、悩みながら喫茶店のからあげ定食をチョイス。
あおさのりとそうめんのすまし汁はヨードたっぷりなので母に食べてもらいました。
昼食後、自分がかかっている乳腺・内分泌外科へ。
先生が手術中で時間がかかるということで、先に入院説明を聞きに、入院支援室へ行くことに。
この時に看護師さんから、11月30日から約1週間の入院になることを教えてもらいました。
先週電話した時は、先生に確認しないといつから入院かわからないと言われていたので、ぎりぎりでわかりました。
今は仕事もしてないから私はかまわないけど、入院する日に連れて行ってくれる母の都合があったので、もうちょっと早くわかると良かったなぁ。
かなり長くなったので、続きはまた別に書きます(^_^;)