費用のことは、支払い金額だけを書こうか迷いました。


でも、高額な不妊治療をしながら婦人科系の治療を考えている方にとって、お金のことはかなり切実な問題です。


クリニックや手術の種類によって費用は大きく異なると思いますが、どなたかの参考になるといいなと思い、とりあえず書ける範囲で書いてみました。


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実際の医療費明細書はもっと細かいです。


1点10円で良いと思うので、点数のところは0を1個増やすと円に換算できます。


私の場合は、5月末と6月初めで月をまたいだので、月ごとに請求書が出ました。


★5月30日~5月31日★

肺血栓塞栓症予防管理料305点

投薬28点

注射268点

浣腸2回54点

卵管口切開術(腹腔鏡によるもの)14470点

麻酔関係6895点

血液検査21点

入院料等2日分1960点

合計 24012点


◎負担金額(3割負担)72,040円

◎食事標準負担額780円

◎注射(自費)310円

◎処置料(自費)860円

◎手術料(自費)5,000円

●合計金額●

78,990円


★6月1日~6月2日★

手術後医学管理料2日分2112点

投薬49点

注射365点

創傷処置47点

入院料等2日分1960点

合計 4533点


◎負担金額(3割負担)13,600円

◎食事標準負担額1,040円

◎検査料(自費)1,710円

◎処置料(自費)60円

◎弾性ストッキング、産褥帯2,500円

◎ナプキン500円

●合計金額●

19,410円


支払い総合計

78,990円+19,410円=98,400円



麻酔は、種類やかけている時間で料金が違うと思います。


また、手術の内容によって点数が違います。


私の場合は、卵管口切開術(腹腔鏡によるもの)で14470点。


検索すると点数が出てくると思います。


●健康保険限度額適用認定証●


前もって、ダーリンの職場の共済組合にお願いして準備しておきました。

入院の際に、医療機関へ健康保険証と一緒に提示すると、窓口での負担が軽減されます。


1ヶ月の入院代などの総医療費(食事代や室料差額代など保険適用外は含みません)の支払いが、自己負担限度額分だけで良いことになります。


自己負担限度額は、所得によって違います。


A上位所得者 155,000円

B一般所得者  87,430円

C低所得者    35,400円


うちは、一般所得者の87,430円です。


なので、1ヶ月の保険適用分の支払いは最大87,430円になります。


ですが、月ごとに適用されるので、私のように2ヶ月をまたいでしまうと、最大174,860円ということになります。


私の実際の保険適用分の支払いはこのようになりました。


●5月72,040円

●6月13,600円


5月も6月も、87,430円以下だったので、結局、限度額適用認定証は使いませんでした。


でも、保険適用分について支払う最大金額が決まっているのは、気分的にもすごく助かる制度だなぁと思いました。


そして、保険の効かない顕微授精をしている身としては、保険が効くってありがたいなぁと思いました。


今回の費用は、2月の顕微授精の時の県助成金15万円でまかないました。

入院準備にも多少はお金がかかりましたが、ベッド差額代も無かったので15万円で足りました。


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●医療保険の請求●


それから、医療保険の請求もしてみました。


私は2つの共済保険に入っています。


前もってそれぞれに連絡して、書類を送ってもらっていました。


退院する時に診断書(入院証明書)をクリニックに提出し書いてもらいました。


生命保険提出用として書いてもらうのに、1通ごとに5,250円かかりました。


●県民共済

総合保障4型(月掛金4,000円)


病気入院4日×8,000円=32,000円でした。


あとから来た通知で見ると、書類を送付して2日後ぐらいには入金されていたらしく、対応の早さにびっくりしました。


でも、手術給付金がもらえる医療特約1,000円を付けておかなかったことを後悔しましたあせる


同じ4000円の掛金なら、2000円のコース+医療特約+がん特約にしておけば良かった。


今回の請求や支払いが終わってから、改めて医療特約とがん特約をつけたいと相談してみたけど、今後少なくとも1年(または5年)はコースの変更や追加はできないとのことでした。


妊娠中も変更はできないと思いますので、ベビ待ちさんはもしもに備えて見直ししてみてねクローバー


●CO・OP共済たすけあい

女性コースL2000(月掛金2,000円)


病気入院4日×3,000円=12,000円

女性特定病気入院4日×5000円=20,000円

病気手術20,000円


合計52,000円になるはず。


こちらはまだ、審査中という通知がきた段階です。(書類送って現在2週間)


前もって送られてきた書類の共済事由が、『病気入院 病気手術』だけになっていて、『女性特定病気入院』が印字されていなかったので、気になってます。


一応、女性特定疾病分類表の中の『女性骨盤臓器の炎症性疾患』⇒『卵管留膿症、卵管炎症』あたりで適用されるとは思うんだけど・・・。


CO・OP共済は去年の秋に入ったばかりなので、とりあえず入っておいて良かったです。


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予定通りなら2つ合わせて84,000円の支払い額になるので、これでほぼ元通り。


そういえば、先日2日間入院した分はどうしよう。


医療明細書を見ると、一応、膣式卵巣膿腫内容排除術という手術だったらしいですが。


手術給付金が出るCO・OP共済の方だけでも検討してみようかな。