6月1日。入院3日目。手術の翌日です。
●7:00
待ちに待った看護師さんの登場。
検温、血圧測定、採血。
尿管のつながった袋の尿を確認。
看護師さんに、夜中たくさん水分を摂ったか尋ねられました。
痛みどめをもらった時以外は、一口か二口ぐらい。
緊張すると、異常なぐらいトイレが近くなるので、かなり大量だった様子。
2回に分けて捨てに行かれてました
●7:20
しばらくして点滴を見ると、血液が点滴チューブの方へ逆流中。
あわててナースコールしてきてもらう。
その時に、寝返りが打てないことを伝えて、身体の向きを変えてもらいました。
●8:00 朝食
朝食が運ばれてきた。
写真を撮る気力ゼロのため、写真なし。
・ひじき
・ごはん
・マロニーとカニカマきゅうりのマヨネーズあえ
・牛乳
・他に汁ものと2品ぐらい
まったく食べる気が起きなくてしばらく放置
40分ぐらいして、お膳を下げにおばちゃんが来てくれた。
全く食べていなかったので、またあとでお膳を下げにきてくれることに。
電動ベッドを少し起こしたけど、お腹の傷が痛くてやっとお箸が届くぐらいの距離。
時間をかけて、マロニーのマヨネーズあえを3口くらい食べてやっぱり終了。
●9:30
弾性ストッキングをぬがしてもらう。
尿管から解放される。
尿管がはずれるのは、すごくうれしいこと。
子供の頃の尿管を抜いた時の痛みを思い出して覚悟してたけど、たいしたことなかった。
不妊治療で、いろんな痛みを経験してるからかな。
ここで点滴が、オレンジの液と透明の液の2種類同時になる。
●10:00
看護師さんがやってきて、あったかいタオルで上半身を拭いてくれました。
私にもあったかいタオルが手渡され、顔を拭いてさっぱり。
熱があって寝汗をかいていたので、とても気持ちよかったです。
腹帯をしめなおしてもらったあと、手術着からパジャマへ、産褥帯からおへその傷に当たらないマタニティショーツに着替えさせてもらう。
自分では身動きがとれないので、着替えをクローゼットの中でもわかりやすいように準備しておいて良かった。
●10:10
おなかの傷をかばいながら、ゆっくりベッドから降りてみる。
すると、少し出血したのがわかった。
腰が極端に曲がったおばあちゃんのような姿勢で、一歩ずつ歩いてトイレへ。
トイレへ着くと、『バシャン』と大きな音を立てて今まで見たことがないような大量出血が勝手に出ました。
あまりにも大量で、血の気が引きました。
病室に戻ってからナースコールして、ナプキンをもらう。
看護師さんに出血量を測ると言われたけど、トイレに流してしまったと言うと、次からは量を量るのですぐに呼ぶように言われる。
とりあえず、生理2日目より多いくらいと伝えました。
ここで、看護師さんにお願いして髪の毛を結んでもらう。
片手ではうまく結べないので、朝から長い髪の毛をおろしたまま。
熱もあるため汗だくでした。
『点滴してるからできないもんね~、これで大丈夫かな?』と、快く結んでもらえて良かった。
●10:30
オレンジ色と透明の2種類の液を同時に点滴しているうち、オレンジの方が停まっていて、点滴の上の筒のところが液で満杯になっているのに気付く。
もちろん血液逆流中。
ナースコールして、看護師さんに来てもらう。
もれていたそうで、今度は右腕に刺しなおしてもらいました。
●11:00
清掃のおばちゃんがやってきた。
ジブリ大好きのおばちゃんで、ジジのぬいぐるみに大反応。
大喜びで、すごくテンション高かった。
私も、飼ってる猫にそっくりで~と説明。
おばちゃんが共用部分を清掃しているぐらいになってから、病院備え付けの電話が鳴る。
電話まで高さがあるけどお腹が痛くて腕を伸ばせずに困っていると、おばちゃんが電話を取ってくれた。
電話に出てみるとなんと、エステルームから、アロママッサージのお誘い。
入院日数がある程度あって、曜日が合えば1回だけ無料で施術してもらえるのですが、まだとてもそんな状態ではなかった私。
『今、まだ点滴をしているので、無理かと思います。』と断ってしまいました。
また午後にお誘いしますねと言われ電話を切りました。
●11:30
母がやってきました。
実家はクリニックと同じ鹿児島県とはいえ、宮崎県との県境にあるので50キロくらい離れてます。
退院の日も母に来てもらわなければならなかったのでこの日は断っていましたが、高速で来てくれました。
結局4日連続できてくれました。
しばらくテレビを見ながらおしゃべり。
私はベッドに横になると強い痛みを感じるので、ベッドに腰掛けていました。