16日は、子宮鏡検査を受けてきました。

この検査では、子宮に内視鏡を入れて、ポリープなどができていないか、子宮の血流はどうかなどを見ることができます。

私の場合は、子宮の中が受精卵にとって着床しやすい状態なのか見るのが目的なので、高温期に検査しました。

確実に高温期になってから検査を受けられるよう、リセット直後に仮予約、基礎体温上高温期であると確認できたら本予約と二段階での予約でした。

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内診室へ通され、先生が来られるのを待ちました。

カーテンの向こうには、看護師さん2人、検査技師さん1人。

この検査技師さん(女性)、検査中は患者さんが不安にならないように、状況説明などをするためについてくださってるようでした。

私の右膝の辺りに手を添えてくれていて、心強い。

★検査技師さん★
『先生がいらっしゃいました。』

先生は無言のまま、開始。

たぶん消毒と生理食塩水を流したりしたと思います。

そして内視鏡を子宮に入れます。

★検査技師さん★
『準備が出来たので入れていきます。

力を抜いて、深呼吸しますよ~。

はい、入りま~す。

吸って~、吐いて~。』

★先生★
『ん?なんでだ?これ以上入っていかない。無理だ。』

少し沈黙のあと、再びトライ。

カーテンの向こうで、看護師さんたちがたくさん励ましの声をかけ始めました。

私はあまりの激痛に、返事どころか、息をするのもやっと。

身体が熱くなり、一気に身体中から汗が吹き出しました。

先生がトライするたびに痛みで身をよじってしまう私を、看護師さんたちが3人がかりで押さえ付けました。

私は子宮口、または子宮經管が細いらしく、人工授精や胚移植の時も、チューブがなかなか入らず出血します。

そのため多少心配していましたが、この内視鏡はヒステロファイバースコープという最新のもので、たったの約3ミリ。

クリニックで編集し、患者に配布しているテキスト本には、『痛みはほとんどありません』と書かれてあり、麻酔も痛み止めの薬もありません。

ブログでも、人工授精と変わらない痛みと書いている方が多かったです。

すっかり油断していた私は、不妊治療を始めて以来最大の痛みに、逃げ出したくなるのを必死にこらえました。

4回目か5回目くらいのトライでようやく入りました。

★検査技師さん★
『もう入りましたからね~。

今もう映像見てますからね~。』

★先生★
『はぁ?映らない。なんでだ…?
いや、違う。白いのか!』

カーテン越しに聞こえる先生の言葉に不安になります焏

その間も看護師さんや検査技師さんは、『もう終わるよ~。』『もう少しだからね~』『頑張って~』『息を吸って~吐いて~』と3人がかりで呼びかけ続けてくれました。

もう少しで終わるのかもしれないと思うと、だいぶ気が紛れました溿

★先生★
『ん?なんだこれは?!
う~ん…?』

ああ、また何か悪いところが見つかったんだと思いました汗

そこからがまた激痛。

この頃には身体に力は全く入らなくなっており、身体が震え、頭がぼんやりしていました。

たぶん、呼吸があまり出来なかったからだと思います。

最後に先生が止血用のガーゼをつめこんで、ようやく終わりを迎えました。

看護師さんたちが口々に、『休みましょう』『ゆっくりしよう』『眠ってしまいましょう』と言いました。

そして、『頑張ったね』と何度も声をかけてくれました。

内診台の前に椅子を持ってきて足を載せ、背もたれを倒しベッドを作って休ませてくれました。

先生が立ち去ったあと、看護師さんたちが『大丈夫だろうか』『様子を見た方がいい』と話しているのが聞こえ、途中何度か見に来てくれました。

震えながら痛みと闘うこと20分ぐらい。

少し痛みが和らいできた頃、看護師さんが迎えにきてくれました。

フラフラしながら起き上がると、内診台に敷いてあった使い捨ての防水シートみたいなものに、大量の汗。

それを見て看護師さんが、『たくさん汗をかいてるね。相当痛かったんだね。よく頑張ったね』と言ってくれました。

わかってもらえて、声をかけてもらえて本当にうれしかったです煜

☆結果は次にまた書きます☆