☆2/3(木)のつづきです☆


培養士さんと一緒に診察室へ入りました。


『8個採れて、あなたは良かったの(授精したの)が5個ね。


この結果を見てみると、前が2回とも受精卵が1個だったのは、やはりhCG後のアンタゴニスト(ガニレスト)のせいなのは明らかだね。


ただ、異常授精しているのが2個あるよね。


顕微授精で1つの卵に1つの精子を入れているのに、この4PN(わっかが4つのもののこと)が2つもできるということは、あなたの卵自体もそんなに良い状態ではないということですよ。


次はやり方を変えていかないといけないね。』とのこと。


『あなたは誘発を遅めに設定した方がいい』とか、『次はやり方を変えないといけない』とか、今回のことを今後の参考にしてくださるようで心強いです。


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そしてどの胚を戻すかというお話。


先生から思いがけない言葉が出ました。


先生:『前のところで2回採卵して1回移植・・・。あなたは32歳ね・・・。


35歳以上で2回移植してないとという決まりはあるんだけど・・・2個戻すというのはどう?』


私:『前のところではまだ1回しか移植したことないんですが・・・』


先生:『初めての移植だったら間違いなく1個でないと問題だけど、あなたは一度移植しているし、今までの経過も悪いから・・・。


それに、胚の状況から見て、2つとも着く可能性は低いと思います。


二つが助け合うことで、妊娠する確率が上がる。


絶対双子は嫌だというのならやめるべきだが。』


採卵前最後の看護師さんとの打合せで、32歳、移植1回でも、胚や子宮の状況によって2個戻すことを先生がすすめることもあると説明がありました。


そして同意書にも書かれていたので多少は考えていたけど、一瞬悩みました。


もし2個とも育ってくれたら、双子。


1個ずつ移植しても生きられない可能性が高いなら、2個で助け合って妊娠する確率を高めて欲しい。


そして、先生に全てをお任せすることで夫婦の意見は一致していたので、2個戻してくださいとお願いしました。


1個も移植できなかった前回を思うと、夢のようでした。


先生は、『よし、それでは準備しましょう!』と、いつになく気合いの入った口調で診察室を出ていきました。 


①3分割 グレード2⇒成長が遅いので厳しいが、胚盤胞までいけたら凍結

②4分割 グレード2⇒移植☆

③5分割 グレード1~2⇒移植☆

④5分割 グレード3⇒わっか4つで破棄

⑤5分割 グレード3⇒わっか4つで破棄


☆つづく☆