長~い前置きを経て、ようやく実際の治療の様子を。


持参するように言われていたTシャツと短パンに着替えてベッドに横たわりました。


ベッドからして温かいのにびっくり。


電気毛布とかじゃなくて、医療用か何かの温めるものがベッドの下に入っているんだと思います。


さらに足元も遠赤外線を当てられました。


温めることってこんなに重要なんだな~と思っていると、治療開始。


まず両足首をつかんで先生が一言。


『足が冷たい。足首がむくんでるね~。


骨盤の左側が下がっていて、左足の方が長いね。』


整体で何度治してもらっても、どうしても左側の骨盤が下がってしまいます。


先生は何度も私の脈を確かめながら右足と右腕の1か所ずつ鍼を刺されました。


1分もしないうちに、なんと両足の長さがそろっていました。


『鍼をさすことで脈の形を変えた』という説明がありました。


これで骨盤がずれることはほぼないでしょうとおっしゃっていました。


姿勢が悪かったりでずれることがあるとしても、少なくとも1年はずれることはないそうです。


う~ん、鍼って、不思議。


私は脈を診ると『気がかなり乱れている状態』で、鍼が効きすぎるだろうということで鍼をさす時間の長さや刺す深さなどを調節してくださいました。


効きすぎる=疲れがどっとくるらしいです。


調節しても効きすぎているのでしばらく身体がきついかもと言われました。


脈を診ると動悸がひどいこともわかったようで、整えてもらいました。


あと、胸の間を押されて飛び上がりそうなくらい痛かったのですが、普通の人は痛くないんだよと言われました。


動悸に関係のあるツボみたいで、動悸が気になる時はさすりなさいとアドバイスされました。



☆おなかを指で押されると痛い=おなかはおもちのように柔らかくもちもちしているのが好ましいが押すと固い。


お血がたまっているので鍼灸と漢方、散歩やヨガで改善


☆股関節の左側(左足の付け根)を押されると痛い=固まっているのでストレッチで改善(お風呂上りに開脚ストレッチをするなど)


そして一番の問題が下腹部の中央(ちょうど子宮のあるあたり)を押された時。


沈みこんだ下腹部の戻り具合で、なんと、『子宮年齢』が予測できてしまうそうです。


反発がいい方が子宮年齢が若いということ。


私は、なんと・・・なんと・・・


出ました。


40歳・・・


プラス8歳の子宮という判定をもらってしまいました。


病院で調べてもらう卵巣年齢とかと違って(調べてもらったことはありません)、本当に東洋医学的な見方なのですが、きっと真実なのでしょう。


この1年薬漬けだったので、普通に妊娠できる32歳の子宮ではないことは確かだと思っていましたが、結構ショックでした。


『プラス8歳だけど、これから鍼灸で改善できるから安心してね~』とおっしゃっていました。


気付けて良かったと思うことにしました。


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それから首と肩の固さを先生が診ました。


左耳のすぐ下の部分に私はゴリゴリしたかたまりがあるんですが、時期によってその大きさが変わります。


触らなくても痛い時期もあって、リンパとかと関係あるのかなと思っていました。


ストレスと顎関節症(二十歳の頃に診断されましたが症状は中学生の頃から)が原因で凝り固まってしまったようです。


なんと、顎関節症も鍼で治せると言われました。


びっくりするとともに、頼もしいなぁと思いました。


あと、やっぱり肩の硬さも尋常ではないらしく・・・


整体でもかなりすごいと言われるので、わかってはいましたが。



おなかと首に鍼を数か所ずつ。


刺されている感じが全くなくて、眠くなっていました。


そのあと電気温灸というのをおなかと背中の両方しました。


先生がいっぱい話しかけてくるけど、眠くて眠くて無理~な状態でした。


とにかくいっぱい温めてもらって、暑いのとは違う心地よさに包まれていました。


なんだかんだで鍼灸院をでたのは17時前。


しかも駅に着いたら電車がいなくて、結構待ちました。


移動だけで5時間ぐらいかかるし、電車代も1回往復3000円(特急だと時間は短いけど往復5000円)。


鍼灸代が3100円。


先生は来れたら週2回来なさいと言ったけど、交通費入れると月5万ぐらいになっちゃうから無理かな~。


でも頻繁に行きたいと思えた鍼灸院でした。


仕事をしている間は隔週ぐらいで通おうと思います。


いずれ治療に入ったら週1以上のペースで通えるといいなぁ。